一年に一度Dropboxの有料プランの自動更新の日がやって来ます。1TB使用で年間契約99ドル。
日常の写真保存がメインな私にはDropboxの1TB有料プランは必要ないと思いはじめ、毎年この時期になると別のクラウドサービスで良いものはないかと探していました。
今回の更新時期を前に無料のGoogleフォトを使うことにしたので、今までのDropbox有料プランと比較してみたいと思います。
・Dropboxでそもそも何GBぐらい使用しているのか調べてみる
毎日の生活で少しずつ増えていく写真。Dropboxの無料容量では足りないけれど有料の1TBも使ってないはずだと思い、一体自分がどのくらいの容量を使っているのか調べてみました。
・Dropboxでの使用容量の調べ方
Dropboxでどのくらいの容量を使用しているのかは、dropboxウェブサイトで自分のアカウントメニューを見ると調べることができます。
1) dropboxウェブサイトで、画面右上の自分の名前をクリック。
2)「設定」をクリック
3)「アカウント」をクリック
4)グラフが表示されます。
グラフの左端の濃いブルーの部分が使用している容量。
少ない…!
使用容量は30GBという何とも中途半端な数字でした。
このグラフを見ると、1TBの容量まで使うには果てしないことがわかります。
有料で1TB契約するにはもったいない数字です。
・Googleフォトのメリットとデメリット
30GB以上使える無料クラウドサービスを調べたところ、Googleフォトが良さそうだという結論に至りました。
まずメリットとデメリットを比較します。
Googleフォトのメリット
・画像を圧縮して良いのなら容量無制限で無料(1600万画素)
Googleフォトのデメリット
・画像を圧縮するので元の写真のクオリティより下がる可能性がある
・画像を圧縮しないで元のまま保存したい場合はGoogleドライブの「容量」としてカウントされる。元の画像クオリティのままで多数写真を保存して15GBを超える時は、Googleドライブの有料プランを使うことになる
・有料プラン比較 GoogleドライブとDropbox
私の今の状態だと無料のGoogleフォトで充分なのですが、これから万が一Googleドライブの有料プランを使うとしたらどのプランになるのか、GoogleドライブとDropboxを比較してみました。
・Dropbox 1TB 年間契約・年間99ドル (1ドル114円換算で年間11286円。月額940円)
月払いにするなら月額9.99ドル (1ドル114円換算で月額1139円)
・Googleドライブ 15GBを超えた場合 年間契約なし 月払い
100GB 月額1.99ドル (1ドル114円換算で月額227円)
1TB 月額9.99ドル(1ドル114円換算で月額1139円)
もっと使う人には10TB以上の契約もあり
・画像クオリティを変えずに保存し続けるならGoogleドライブの100GBプラン
私のように、時々写真を撮って保存する程度の使用頻度なら、Dropboxの1TB有料プランはあまり必要ないことが分かりました。
普段はGoogleフォトを無料で使い、クオリティを求める写真のみ元のサイズで保存すればしばらくは無料サービスで充分そうです。
これから一眼レフを使うようになったりすれば、Googleドライブの100GBプランを使えば良さそうです。
気になる圧縮画像のクオリティは、何枚か保存して試してみるのが正解
Googleフォトを使う際に気になることがあるとすれば、先程デメリットでも挙げた画像圧縮した時の画像のクオリティです。
こちらの記事を参考に、自分でもDropboxからGoogleフォトに何枚か写真を移してみました。結果、特に気になりませんでした。
コンデジやスマホで撮影した日常の写真を見るなら納得できるクオリティでした。
Google公式が勧める保存方法
Googleの公式ページでも、一般のカメラならGoogleフォトを「高画質」で無料で使うことを勧めています。また、一眼レフの写真保存や写真の大判印刷をする場合は「元のサイズ」を選択してGoogleドライブの容量を使うことを勧めています。(下記参照)
これからまだまだ出てきそうなクラウドサービス。Googleフォトが長く使えるクラウドサービスになれば嬉しいですよね。