乳酸を溜めずに走り不眠やストレスに強くなる本「仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング」

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ここのところジョギングを始めたいと思い、ランニングやスロージョギングに関する本を何冊か読みました。特に良かったのが今日ご紹介する「仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング」(久保田競・田中宏暁)です。

スロージョギングとランニングの違いは乳酸を溜めないこと

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通常のランニングも、もちろんできたらやりたい。そんな私ですが、ランニングした日やジムに行った日の次の日の筋肉痛や体のだるさがなかなか抜けなくて続きませんでした。

そんなわけで、探していたのが「次の日に疲れを残さず運動する方法」です。

この本によると、スロージョギングだと乳酸が溜まらないペースで走り続けるため、疲れがたまらず長時間走り続けられるのだそうです。

(走ることに慣れてくると、乳酸が溜まらないペースがその人なりにアップするので、ランニングに移行できるそうです。)

早速スロージョギングで走ってみた

最初は時速4-5kmからのスタートで、早速走ってみました。友人が隣で並行して早歩きしているペースで、それを抜かさないように走ります。

感想:かなりスローペース!

一分間に180歩のペースなので足の刻み自体は速いです。

なおかつフォアフットで着地するとのことで、フォーム的には格好いいかんじではありません。

もう一冊の本にペース配分がわかるCDが付いていたので、このCDを元に家の中でリズムの練習をしてから外でスロージョギングしました。リズムが分かりやすくて良かったです。

「60秒はスロージョギング(一分間180歩ペース)+30秒ゆっくり歩く」リズムがセットになった音楽が20分収録されています。これは楽しくていいかも!

 

スロージョギングが不眠やストレスに良い理由

私が現在改善したいと思っているのが、睡眠に関する事(寝つきが悪い等)と免疫に関する事(風邪をひきやすい・気候の変化で体調を崩しやすい)です。

スロージョギングの自律神経への効果について、本にはこのように書かれています。

運動で交感神経を活性化することで体の中の調整機能が刺激されます。すると運動後、副交感神経(眠るときに働く自律神経)を活性化することにつながり、眠りやすい状況を作ることができます

また、健康診断で少しずつ上がっている気がするコレステロール。今のところ問題があるレベルではないのですが、このまま上がり続けると将来が気になります。

コレステロールについての記述もありました。

スロージョギングのような有酸素運動は血糖値を下げ、血圧を抑え、善玉コレステロールを増やすなど、各種生活習慣病の病態そのものを抑える効果があり、毎日の運動が推奨されています。

脳の前頭前野の活性化で企画能力やコミュニケーション能力が上がる

この本の中で一番興味を持ったのが、スロージョギングをすることによって脳の前頭前野が活性化するという記述でした。(研究によるエビデンスあり)

この領域(前頭前野)は「ヒトをヒトたらしめる領域」といわれ、ヒトと大型類人猿で大きくなる領域で、計画や目標の設定など「高等霊長類の行動」を作り出していると考えられています。 

前頭前野が働いていないと、物事の判断がつきにくくなったり、目標が上手く設定できなかったり、コミュニケーションが上手くとれなかったりします。

そんな状態からでも運動することで、前頭前野が活性化されます。

研究によって証明されたのが「走ることが前頭前野の働きを活発にし、複雑な課題を処理する能力を向上させた」ということです。 

疲れすぎずに(乳酸を溜めずに)前頭前野の活性化ができれば最高ですよね。

スロージョギング、これから少しずつスタートしたいと思います。

天皇陛下・皇后陛下も毎朝6時半からスロージョギング

Youtubeでスロージョギングについて検索していて出てきたのが、天皇陛下と皇后陛下も毎朝6時半からスロージョギングを取り入れていらっしゃるというニュースでした。

www.youtube.com

そういえば当時ニュースで見たものの「スロージョギング」という言葉にピンときていませんでした。

www.asahi.com

先月フィリピンをご訪問された後も、帰国後翌日の朝にはいつもどおりお二人で散策なさったそうです。

朝の生活習慣を大切になさっているところを見習いたいです。

これからのスロージョギング

週に何回か取り入れて効果があればまたブログに書きたいと思います。早速本日もスロージョギングを!と言いたいところですが、そんな本日は雨なので今日は家でトランポリンとステップをやる予定です。

まずは「慣れる」というところまでを目標にしたいです。

それから何より、楽しんで続けられるといいなと思っています。

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