【体験談】怖っ!トラブルで分かったAmazonマーケットプレイス出品業者(販売者)に個人情報を知られるリスク:購入前に販売者をチェックする方法と注意点まとめ&悪用されないための対策方法の検証

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Amazonマーケットプレイスで格安出品されている商品を注文すると、商品は届かずに出品業者に個人情報を取られてしまうというニュースが海外で話題になっています。「マーケットプレイス保証」で商品代金は戻ってきたそうなのですが、それでも個人情報は抜き取られてしまいます。

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実は、私もAmazonマーケットプレイス業者とトラブルになったことがあり、個人情報を知られることのリスクの大きさを感じました。

Amazonのマーケップレイスで業者が出品している商品を購入する時にチェックしておきたい点と気をつけなければいけない点がいくつかあります。

今回は、私の体験談を交えながら、Amazonマーケットプレイスで買い物する時の販売者のチェック方法と注意点、そして個人情報を悪用されないための対策方法を検証してみたいと思います。

Amazonマーケットプレイスは出品業者と購入者お互いの善意で成り立っている

通販全般に言えることですが「出品業者は購入者の個人情報を悪用しない」という規則があり、購入者は安心して利用しますよね。

ところが、今や「出品業者」とは言っても大企業から個人、しかも海外の個人業者と様々です。誰もが購入者(買い手)であると同時に出品業者(売り手)になる可能性があります。

業務上知ることとなった個人情報を悪用してはいけないという規則があるとはいえ、実際にトラブルになるとどのようなことが起こるのか、私の体験談から検証してみたいと思います。

私の体験談:Amazonマーケットプレイス業者に返品を申し出たところ、嫌がらせの長文メールが毎日届くようになった

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私の場合、事の発端はAmazonで販売されていた日本国内版の限定CDを購入したことでした。

Amazonマーケットプレイス業者が販売していたものを購入したところ、届いた商品は海外版のCDでした。

海賊版ではないものの、国内の限定版と海外版では入っている曲目やボーナストラックなどの内容が違うので、商品番号(バーコード番号)も価格も全く異なる商品です。

「注文した商品とは違うので返品したい」とAmazonマーケットプレイス業者に申し出たところ、「海賊版ではない。商品も返金代金も全て横取りしようとしている。泥棒だ!」と返信が来て、全く話にならなくなってしまいました。

商品番号の違う商品を出品していることを指摘されたくなかったのかもしれません。

商品の返品と、その後の返金手続きについて話をしたかったのですが、返品を申し出た日から毎日のように長文の嫌がらせメールが届くようになり、1週間ぐらい毎日何回も連続して長文メールが届くようになりました。

住所と名前などの個人情報を知られていることも怖くなり、どうしようもないのでAmazonのカスタマーサービスに相談しました。

Amazonカスタマーサービスがマーケットプレイス業者を説得。無事返品と返金に至ったものの個人情報を知られているという恐怖感は変わらず

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その後、Amazonのカスタマーサービスがこれまでの嫌がらせメール(Amazon上に残っている)を全て把握した上で、マーケットプレイス業者を説得してくれました。メールやチャットでは話にならなかったらしく、電話で3時間ほどかけて説明したそうです。

結局、商品を返品することができ、商品代金も全て戻ってきたのですが、このマーケットプレイス業者に私の個人情報を知られているということに変わりはありません。しばらくはマーケットプレイスでの買い物が恐怖になりました。

その後も出品停止になることなく出品を続けていたマーケットプレイス業者

購入者に脅しのメールを送るような業者はさすがに出品停止になると思っていたのですが、その後も特に出品停止になる様子もなく営業を続けていました。

出品停止にすると逆恨みされる可能性もあったので、これで良かったのかもしれませんが、こういった業者もAmazonで営業し続けていて、知らずに次の購入者がトラブルに巻き込まれる可能性があるということですよね。

この時トラブルになった業者の場合、Amazonマーケットプレイスにメールを全て把握されていることに気付いてからは嫌がらせをしてこなくなりましたが、個人情報を知られるリスクは高いと思いました。

悪意のある人に個人情報を知られると想像以上のトラブルになる可能性もある

今回ニュースで話題になっているのは、海外のAmazonマーケットプレイスの業者が在庫のない商品を販売して商品が送られてこなかったというケースです。

Amazonでは「マーケットプレイス保証」と言って、Amazon内で商品を販売している出品業者に注文した商品が届かない場合は商品代金の保証がついているので安心なのですが、それでもマーケットプレイス保証を利用しないに越したことはありません。

また、Amazonでマーケットプレイスの業者が知ることができるのは、会員登録している住所・名前・電話番号のみで、クレジットカードの番号などを知られるわけではないのですが、それでも個人情報が流出してしまった場合のリスクは計り知れないですよね。

私がトラブルになった業者のように、感情が収まればトラブルも終わりになるケースばかりではなく、お金に関する個人情報を抜き取られてしまうと想像もできないようなトラブルに巻き込まれる可能性も高いと考えられます。

対策方法は?これからはAmazonも匿名配送を取り入れる必要がある

ニュースでは「Amazonマーケットプレイス業者からはなるべく買わない」ぐらいしか解決方法が書かれていなかったのですが、そろそろAmazonでも匿名配送を取り入れる時代が来ているのかなと感じます。

Amazonマーケットプレイスの業者の中には、誰でも知っているような大企業もありますが、個人が商品を出品しているケースも多いです。

もちろん規則を読んだ上で利用しているのですが、トラブルになった時に個人情報を悪用されないとも言い切れないわけです。

私が体験したトラブルのように、Amazonの商品だけの問題で、カスタマーサービスと一緒にAmazon内で解決できれば良いのですが、個人情報を他に持ち出されてしまうとどうしようもないですよね。

このブログでも時々取り上げているメルカリの「らくらくメルカリ便」のような匿名配送サービスを取り入れれば、個人情報を知られることもありませんし、リスクはかなり減るのかなと思います。

最近、ヤフオクよりメルカリの新規会員登録数が多くなっているという統計があるのですが、その背景には匿名配送サービスが利用できるので安心して利用できるからではないかなと思っています。

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「プライム」マークが目印!Amazonのマーケットプレイス業者から買い物する時は2種類の配送方法があることを把握しておこう。安心のAmazonプライムサービスを受けたいなら「プライム」マークのついている商品を購入する

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現時点では、Amazonマーケットプレイスの業者が取り扱う商品には、2種類の配送方法があります。(上記の図の①と②)

①は、Amazonマーケットプレイスの業者自身が商品の在庫と配送の管理をしているもので、商品を注文すると、業者から直接配送されるものです。

ほとんどの業者は商品をちゃんと配送しますし、個人情報の悪用をすることもありませんが、それでも先程ご紹介したような匿名配送サービスを取り入れる段階に来ているのかなと感じています。

②は「AmazonFBA」と言って、マーケットプレイス出品業者がAmazonの倉庫に商品を搬入しておいて、配送もカスタマーサービスもAmazonが請け負う商品です。

これはマーケットプレイス業者が扱う商品でも業者の屋号の横に「プライム商品」の表示があるので購入者にも分かりやすいと思います。

Amazonが販売している商品と同じサービス(Amazonプライムサービス)を受けたい場合は、商品を最安値かどうかで選ぶのではなく「プライム」のマークがついている業者から購入するのがおすすめです。

「プライム」マークのついている商品を購入した場合、万が一配送や商品に問題があった場合は、業者ではなくAmazonカスタマーサービスの対応を受けることができますので安心です。

(③はAmazonが所有している在庫商品で、販売も配送も全てAmazonが行っているものです。私がもしこの3つから商品を選ぶとしたら、安心できる順番で③>②>①の優先順位で選びます。)

【出品業者をチェックする時の注意点】Amazonマーケットプレイスを利用する場合は、購入前に業者の評価と評価内容を必ずチェックしよう(所在地チェックもおすすめ)

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とは言っても、Amazonで買い物する時の醍醐味と言えば、Amazon自体が出品している以外の様々な商品をマーケットプレイス業者から購入できることですよね。

マーケットプレイス業者から商品を購入する場合は、少し面倒ですが、業者の名前(リンクになっている)をクリックして、評価をチェックしてから購入するのがおすすめです。

今回ニュースになっている海外のマーケットプレイス業者も、突然格安出品を始めてみんなが飛びついたということですので、最初は評価は貯まっていないはずです。

評価件数が多く、「良い」のパーセンテージが95%以上の業者から購入するようにする、など自分なりの基準を決めて買い物するようにしたいものです。

万が一「普通」「悪い」などの評価が付いている場合は、評価内容をチェックすることがおすすめです。

私が以前買い物をした時にも、日本からの配送だと思ったら海外からの配送で、商品が1か月以上届かなかったということもありました。

マーケットプレイス出品業者の情報を確認すると、所在地が記載されていることも多いので、評価と評価内容だけではなく発送元の所在地確認をすることも大切だと思います。

いくつかの注意点をチェックすれば、Amazonマーケットプレイスでより安心して買い物できると思いますので、是非チェックしてみてください。

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