【ネタバレあり】感想・最終回!第26週②後半「あさが来た」柔らかい心:あさと新次郎の物語は続く

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遂に最終回を迎えた「あさが来た」。最終回はどのような展開になるのか色々と予想していたのですが、予想をはるかに超えた感動のエンディングでした。

第26週は「柔らかい心」と題して、「あさが来た」の最終週が描かれました。最終回の感想と共に最終週後半の感想も書いていきたいと思います。

【↓以下、最終回のネタバレを含みますので、まだご覧になっていない方はご注意ください↓】

最終回&第26週「柔らかい心」後半の感想

あさを見守ってきた新次郎去る

3月25日(金曜日)、新次郎がこの世を去ることとなりました。会いたかった人にはちゃんと会って、伝えたいことも一人一人に伝えることができた最期でした。

新次郎がこの世を去った場面は「悲しい」「寂しい」だけではなく、「充実した人生」を感じさせる演出だったなと思います。新次郎を偲ぶ人々は、それぞれ違う場所にいながらも新次郎のことを想っている、それぞれの表情に一人一人の新次郎との思い出が感じられました。

また、新次郎がこの世を去った時にかかっていた曲は、暗い曲ではなく、AKB48が歌うテーマ曲「365日の紙飛行機」をオーケストラアレンジした曲でした。曲の盛り上がりと共に、新次郎の人生の思い出が思い出されるようでした。

(加野銀行の一人一人が映しだされた時に、新次郎の母”よの”が作った(猫に見える)犬の人形も映しだされました。”よの”のことも思い出してしまいました。)

あさに憧れる女子学生達が育つ

あさに反発していた平塚明も、実際にあさと話してみて心意気の素晴らしい人物だと考えを改めます。こうして、色々な意見を持つ女性達が現れたこと自体をあさは喜び、反発しながらも学び巣立っていく様子を楽しみにしています。

最終回では、あさと成澤先生が女子学生達(千代と宣ちゃん含む)を海の見える高台に集めて、これからの女性について話をします。

宣のように最初から学業に憧れた女性も、千代のように家庭に憧れた女性も両方一緒にあさから学んでいたのが感動的でした。

あさの最後の授業は今の日本へのメッセージ?

あさが女子学生たちを集めて話した場面では、今の日本へのメッセージかもしれないと思う部分もありました。

「国が育ったらもっともっとみんな幸せになれる思てたのに、こない生き辛い世の中になってしもたのは、なんでなんだすやろなあ?」

「戦争は銃や大砲で人を傷つけて、新聞や世論は人を悪ういうたり勝手な批評して人の心傷つけるばかり。みんなが幸せになるための武器は、銃でも大砲でも悪口でもあらしまへん。(頭と胸を指し)ココとココだす」

「そうだす。人の気持ちをおもんばかることの出来る優秀な頭脳と、柔らかい心、それさえあったらそれで充分なんだす」(引用:「あさ語特別編」・あさのラストメッセージ | あさが来た | NHK大阪放送局ブログ

あさを始めとして、これまで活躍した日本人が残してくれたものを現代に置き換えて考えるきっかけになる言葉でした。

最終回の最後の場面!あさと新次郎の物語は続く

最後の場面がどうなるのかということは、一番気になっていました。

歳を重ねて杖をついていたあさの目の前に現れたのは…若かりし新次郎。 他の誰にも見えてはいないけれど、あさの目にははっきり見えます。

あさをほめて、しっかり受け止める新次郎。あさの姿もいつの間にか、おてんばだった少女時代に戻って、思わず新次郎に駆け寄っていました。

心はいつでもあの頃のままなんですね。新次郎は、この世を去ってからもあさを見守り続け、迎えに来てくれたのかもしれません。

あさや新次郎の時代が終わってこの物語は終わりではなく、二人の心は永遠に、そして次の世代の人たちが受け継ぐものは受け継いでこれからも続いていく、という幸せなエンディングでした。

これまで観て来た朝ドラの中でも最高のエンディングだったと思います。あさ、新次郎、おおきに!!二人にさようならは言わないで、これからも心のなかで生き続けてほしいです。

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