宮内庁管轄の仙洞御所・桂離宮・修学院離宮で当日受付での見学(参観)申し込みがスタートしたということで、仙洞御所へ紅葉狩りに行ってきました!
「どのくらい並んでいるんだろう?何時から並べばいいんだろう?」と思いつつ、朝早く家を出て京都御所敷地内の仙洞御所入り口へ行ってみたところ、希望通りの13:30見学(参観)開始の入場券をもらい、紅葉の庭園を見学することができて、最高の紅葉狩りとなりました。
今回は、当日受付で見学する場合の待ち時間の詳細と、仙洞御所に実際入場して見学した感想の口コミを書いていきたいと思います。
- 往復はがき/インターネット申し込みで落選しても当日受付でチャレンジする方法がある
- 9時10分頃JR京都駅着。京都市営地下鉄に乗り換えて「丸太町」で下車。
- 仙洞御所の当日受付見学枠は13時30分に35人、15時00分に35人。前に並んでいる人から希望時間を選べる
- 13時10分(見学開始20分前)に集合。一人ずつ身分証明書を見せて入場する
- 13時30分 仙洞御所見学スタート!1時間のツアー形式で楽しめる
- まとめ:仙洞御所の素晴らしい景観は並んででも一見の価値あり!
往復はがき/インターネット申し込みで落選しても当日受付でチャレンジする方法がある
往復はがきやインターネットでの仙洞御所・桂離宮・修学院離宮の申し込みは、見学希望日の3か月前の月の「1日」に受付開始します。例えば、今回のように11月に見学したい場合は、8月1日消印の往復はがきで申し込み受付開始します。
ですが、人気の時期は抽選となり、早く申し込んでも当選しないことも多いと評判なんです。私に至っては、毎年ギリギリになってから「はっ!申し込みし忘れていた」という状態になるので、紅葉の時期には見学したことがありませんでした。
今年も往復はがきでの申し込みが遅れてしまい、12月1日に見学OKとの予約はがき(当選のお知らせ・参観許可証)が届きました。
しかし、「やっぱり11月中旬の紅葉が綺麗な頃に行きたいなぁ」と思い、当日受付での見学申し込みにチャレンジすることにしました。
【オンライン申し込み】⇒宮内庁HP(皇居・京都御所・仙洞御所・桂離宮・修学院離宮)
9時10分頃JR京都駅着。京都市営地下鉄に乗り換えて「丸太町」で下車。
朝9時10分頃、JR京都駅に到着。そこから急いで京都市営地下鉄に乗り換えて、「国際会館行き」(北方面)に乗って「丸太町」駅で下車しました。
(タクシー利用の場合は、京都御所の蛤御門か清和院御門から入ると近いと思います。バス利用の場合は、最寄りのバス亭は「府立医大病院前」です。)
地下鉄「丸太町」で降りてすぐに京都御所の敷地内に入り、砂利道をザクザク歩きます。
「砂利道でなかなか足が進まない~!」と思いつつ早足で15分ほど歩き、仙洞御所(大宮御所)の入り口まで到着しました。
9時45分頃仙洞御所(大宮御所)入り口前到着。前に並んでいたのは12人。
どのくらいの人が並んでいるのか予想がつかなかったのですが、仙洞御所(大宮御所)の入り口に到着してみると前に並んで待っていたのは12人。
一番前のグループは外国人観光客のグループで、京都御所を見学中のあと数人が後で合流するということだったので人数は増えそうでした。(この日は8時半頃から並び始めたとか。)
仙洞御所の当日受付見学枠は13時30分に35人、15時00分に35人。前に並んでいる人から希望時間を選べる
仙洞御所の当日見学枠は、13時30分に35人、15時00分に35人ということでした。前から並んでいる順番に、希望時間を選ぶことができます。
受付の方に伺ったところ、事前に往復はがきやインターネットで予約していた人のキャンセルがあれば、1~2人枠が増えることもあるそうです。
10時10分頃になると、私の後ろにも15~20人ほど並んでいたので、希望通りの時間を選んで入場したければ、10時前に到着しておくのがベストかなぁと思いました。
日によって違いそうなのでなんとも予想はしにくいのですが、なるべく早い時間に並んでおくのが良さそうです。
10時50分頃、前の人から順番に希望見学(参観)時間を選んで仮カードをもらう
10時50分頃になると、前に並んでいる人から順番に、希望時間が書いてある仮カードをもらいます。このカードと入場券を後で引き換えるとのこと。
私がカードをもらってみると「13時30分18番」と「19番」でした。前にいたグループに合流する人が6人ほどいたようで、「希望時間を選びたければ意外とギリギリだったかも!」と思いました。
11時から当日受付の見学申し込み手続きスタート。グループごとに入場券をもらう
11時から当日受付の申し込みがスタートしました。各グループの代表が身分証明書を見せて、グループ全員の名前を紙に書きます。
その紙と、入場券(グループごとに1枚)を引き換えて、申し込み完了です。
“仮カードをもらってから、後で入場券に引き換える”というシステムが外国人観光客の方にはわかりにくかったようで、「どういうこと?」と訪ねている人もいました。仮カードに「引換証」と書いてあればもう少しわかりやすかったかも…!
希望時間(13時30分)の入場券をもらえてほっとしました。
希望時間の枠で見学したい場合は早くから並んだほうが良さそう
13時30分からの見学希望なら朝早くから並んでおくと安心だと思います。
15時00分からの見学希望ならそんなに急がなくても大丈夫そうですが、これも時期によって違いがありそうなので、何時から並ぶことにするのか決めるのは難しいですよね。
ちなみに、宮内庁にも事前に電話して何時から並べば確実に入場できるのか聞いてみたのですが、「日によって違いますので…。」とのことでした。
13時10分(見学開始20分前)に集合。一人ずつ身分証明書を見せて入場する
京都御所から出てランチを済ませて、13時10分に仙洞御所の門の前に集合しました。見学開始時間の20分前です。
何度も京都御所に出入りして歩いているうちに砂利道で結構体力を消耗しました!この日はショートブーツで行ったのですが「スニーカーの方が良かったな~」と思いました。
京都御所は事前予約なしで見学できるので、集合時間までの合間の時間に見学していた人もいたようです。
13時30分 仙洞御所見学スタート!1時間のツアー形式で楽しめる
この日(2016年11月15日)は紅葉狩りにはちょっと早いかなぁと思っていたのですが、門をくぐったところで池の周りに圧巻の紅葉が登場!
1時間のツアー形式で、歴史的なことの説明を聴きつつ散策を楽しみます。(歩く距離は約1km)
朝から並んでやっと入れたこともあって「わぁ~」と気持ちが華やぎます。今まで写真では見たことがあったのですが、実物の方がより綺麗で迫力がありました。
これまで桂離宮、修学院離宮、京都御所内の庭園、と見てきましたが、仙洞御所が一番優しい雰囲気だと感じました。京都の町のど真ん中にありながらも、そのことを忘れてしまいそうなぐらい自然があります。
皇族の方々が京都を訪れる時には大宮御所にご宿泊されることが多いということで、今でも仙洞御所の庭園を楽しまれることがあるようです。
まとめ:仙洞御所の素晴らしい景観は並んででも一見の価値あり!
今回、仙洞御所で紅葉狩りをすると、約1時間の散策があっという間に感じるほど、繊細で美しい景観が広がっていました。
実際に行ってみるまで「どのくらい並ぶんだろう?当日受付で本当に入れる?仙洞御所の紅葉って本当に綺麗なの?」と色々と思っていたのですが、朝から並んででも見る価値があると感じました。
往復はがきで申し込んではずれてしまった時もチャレンジできる当日受付での仙洞御所の見学(参観)、行ってみて良かったなと感じています。