【ネタバレあり感想】「アメイジング・スパイダーマン2」が予想以上に面白く2017年公開新作映画も楽しみになる

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金曜ロードショーで放送された「アメイジング・スパイダーマン2」。なんとなく観始めた映画でしたが、途中から夢中になり、ツッコミどころも多々ありつつも、アクション映画として楽しく鑑賞しました。

以前トビー・マグワイアとキルスティン・ダンスト出演作の「スパイダーマン」シリーズを観たのを最後にスパイダーマンのことをすっかり忘れていた私でしたが、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズも面白いですね。

今作は、アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーンが主役を務めています。映画視聴した感想を書いていこうと思います。

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【↓以下あらすじのネタバレありですので、まだご覧になっていない方はご注意ください↓】

人がダークサイドに堕ちる理由は”孤独”

今回悪役エレクトロとして描かれた電気技師マックスですが、スパイダーマンを憎むようになってしまった理由が何とも切ないです。

"誰からも必要とされていない、友達がいない。"

”スパイダーマンはこんな俺を救ってくれた。好きだ”

”スパイダーマン、久しぶり!…って俺の名前を覚えていないの?嘘だろ?ショック…憎い…”

優秀な電気技師で、ニューヨークの送電システムを作り上げたほどの人物なのに、とことん冴えない姿と誰からも好かれないことをただただ悲しむ姿にマックスの孤独の深さを感じました。

マックスは電気を使いニューヨークの町を破壊しまくりましたが、なぜか憎めない悪役キャラクターだと思いました。

「俺にはお前が必要なんだ」の一言で共謀してしまう

ハリー・オズボーンから「俺にはお前は必要なんだ」と言われて、グォーンとパワーアップするマックス。

いくらなんでも単純な気もしてしまったのですが、孤独に悩んでいる時ほど言葉だけの優しさになびいてしまうというのは真実かもしれません。

孤独と寂しさから、スパイダーマンへの憧れが憎しみに変わってしまったマックス。

視聴者としても孤独感には共感できるだけに、ただの悪役ではなくマックスが人生の良い所を味わう瞬間も描いてほしかったです。

ハリー・オズボーン役のデイン・デハーンの演技が光る

この物語でマックス同様悲しい運命となったのがハリー・オズボーン。

自分の命を永らえたいというのは誰しも思うことで、自分の体の治療のためにスパイダーマンの血を欲しがったところは人として共感できる部分もありました。

マックスもハリーもスパイダーマンを攻撃する動機がそれぞれ個人的に困っていること(孤独&病気治療)だっただけに、悪役として滅びるのもしのびない部分がありますよね。

それにしても、ハリー役の俳優・デイン・デハーンの演技が凄かったです。途中から完全にスパイダーマンを憎み始めて、悪役独特の笑い顔をした時に凄みがありました。

Wikipediaで調べてみたところ、プラダの広告塔にもなったり、最新映画2015年の「ディーン、君がいた瞬間(原題:Life)」ではジェームズ・ディーンを演じているそうです。確かに眼差しに面影があるかもしれません。

「若き日のレオナルド・ディカプリオに似ている!」という声もあるようです。確かにディカプリオは「タイタニック」の頃、目元もすっと涼しげなところがありましたよね。

スパイダーマンのアクションで体が軽くなる

悪役について共感したりツッコんだりする部分もありつつ、スパイダーマンであるピーター・パーカーの成長物語になっているところが面白いと思います。

・ピーターはどこにでもいそうなリュックを背負った青年
・彼女は秀才で美人のグウェン。イギリスへ行ってしまいそうで二人の運命はどうなる?
・ピーターを置いて消えた父は本当に悪い人物だったのか?
・ハリーはピーターの正体に気付いてしまうのか?

この辺りがメインストーリーと並行して描かれているので「これからどうなるの?」というドキドキ感がありました。

ピーターを育てた叔母メイが、ピーターに何度も”洗濯物は全部私がやる!”と言っている割には、ピーターがクロゼットにポンと置いているスパイダーマンの服には気付かないところに少しツッコミつつも、スパイダーマンになった時のアクションシーンが軽快で、見ているこちらも体が軽くなりそうでした。

ピーター&グウェンの絵になるシーンがアクションの合間に挟まれていて、二人とも可愛かったです。

映画の最初の頃はグウェンがスパイダーマンと付き合っていることは隠している様子があったものの、最後の方ではニューヨークの橋の上で二人で見つめ合っていたり、とアメコミらしいシーン満載でした。

まとめ

ややストーリーがシンプルすぎる面もありつつも、アクション映画としてエンターテイメント性の高い作品でした。

スパイダーマンが時計台でグウェンを救うために糸をたらしたシーンと、最後の街中でのアクションシーンは、もう一度見たくなって巻き戻して2回観てしまいました。

「アメイジング・スパイダーマン2」を見終わった後、”10年前のトビー・マグワイアとキルスティン・ダンスト出演の「スパイダーマン」シリーズがまた見たくなってきた!”という方は、現在Huluで映画シリーズ3作を配信中ですのでおすすめです。

アニメシリーズ「スパイダーマン」も配信されていて、見比べてみるのも面白そうです。

公式サイト⇒Hulu(2週間無料トライアル実施中!)

ユニバーサルスタジオ・ジャパン(USJ・大阪)にある「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド4K3D」のCMを観る度に「乗ってみたい!」と思うのですが、どんなかんじなのでしょうか。

2017年の新作映画は、イギリス俳優トム・ホランドがスパイダーマン役に抜擢されたそうで、また新たなピーター・パーカー/スパイダーマンを観ることができそうです。

アメコミ定番でありながら、映画が制作される度にスパイダーマンの新しい一面が明らかになるところが嬉しいですね。

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