丁度1周間前にスマホが起動しなくなり「強制的デジタルデトックス週間」に入りました!スマホなし生活は「不便すぎて困る」となるのかと思いきや、逆に「マインドフルネス効果」がありなかなか良い感じなんです。
「スマホを買い換えるならちゃんと機種を見比べて検討したいな」と思っているうちに1週間スマホなしで過ごすことになったのですが、その結果、集中力がアップして、翌日への疲れの持ち越しが少なくなって気分が明るくなり、心身の状態が良くなりました。
しかも、予定していた物事がどんどんはかどるようになったんです。まさに「今に集中する」のマインドフルネス状態となり、日々の生活全体が良いサイクルで回っています。 1週間デジタルデトックスをしてみて感じたこと、メリット・デメリットを書いていきたいと思います。
- 【以前の生活】気付かぬうちにスマホ疲れ。いつでもどこでもスマホがある生活は、眼精疲労や頭痛だけではなく、集中力の低下も招いていた
- スマホ故障で強制的デジタルデトックス生活に突入
- 【マインドフルネス効果】デジタルデトックスをすれば集中力・時間・体力・明るい気分が得られて心身共に調子を取り戻せる効果ありと実感
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【以前の生活】気付かぬうちにスマホ疲れ。いつでもどこでもスマホがある生活は、眼精疲労や頭痛だけではなく、集中力の低下も招いていた
私はパソコンやスマホなどのガジェット類が好きな方だと思います。それでも目や頭が疲れないように、工夫して日々使っているつもりだったのですが、いつの間にか集中力が低下して体調も悪くしていたことをスマホなし生活をしてみて実感しました。
これまでもウォーキングなどの運動をしたり、休憩時間にはカフェに行ったりして気分転換したり、と心身共に心地よく過ごすことを心がけていました。ですが、スマホを持って運動したりカフェに行ったりしていたために集中力が低下した状態でした。
例えば、ウォーキング中に公園で休憩する時に、ベンチに座ってスマホを取り出してニュースをチェックしてみたり、休憩のために入ったカフェで本を読み始めたはずが、気になった言葉をスマホで検索しているうちにゴシップサイトを読んでしまったり。
せっかくの運動や休憩の時間のはずが気を散らしてしまい、「なんだか体や気分がモヤモヤするなぁ」という感覚がすることがありました。
運動や休憩をしているはずが、必要ない情報を入れて、目も頭も疲れて余計に疲労させてしまっていたと思います。眼精疲労や体の疲労感が気になっていたのですが、これでは本末転倒ですよね。
スマホ故障で強制的デジタルデトックス生活に突入
ところが、1週間前に突然スマホが起動しなくなって強制的にデジタルデトックス生活に突入しました。ブログは変わらず書いていますし、パソコンを使うこともあります。予定していたテレビを見ることもあるのですが、それでもスマホがないだけで生活は一変しました!
【はかどる】ノートに書いた一日の予定「TO DO LIST」がさくさくこなせる
毎日、次の日にやりたいことをノートに書き出して「TO DO LIST」にしています。やりたいことの横に、だいたいの見積もり時間も書いています。
例えば、「【読む】●●の本 第10章を読む 60(分)」のように、やりたいことと見積もり時間を箇条書きにしているのですが、スマホなし生活になってから予定がサクサクこなせるようになりました。
なにしろスマホがないので、途中で気が散ったりすることがないんです。リストの中に書いていることをやり終わったら、またリストに戻って、できることからこなしていくという好循環のループに入りました。
カフェに行ってもスマホがないので、ぼーっとする(休憩に集中する)か本を読むかしかありません。それで、一時頓挫しかけていたプログラミングの本を読み始めたところ、疲れずにどんどん進むことに気が付きました。
時間を区切って集中すれば、時間も集中力も活用できて一石二鳥です。
【読書の効果】スマホがないので、夜の時間Kindleで本を読み始めたら翌朝の気分が明るくなった【ブルーライト軽減で熟睡感が違う?】
寝る前のスマホはブルーライトが体に良くないと言われていますよね。それでも、ついつい使ってしまうことがありました。寝る前にブルーライトを浴びすぎると、体内時計が狂い、脳内のメラトニンの分泌も上手くいかないことから不眠や睡眠不足を招くとも言われています。
今回、スマホが使えなくなって、寝る前に必要のないニュースを読んだりする時間がなくなりました。ただ、何かやりたいような気がして、ふとKindle端末(KindlePaperwhite)を持っていることを思い出したんです。
数ヶ月前からKindle Unlimited*というKindleの読み放題サービスがスタートしていたことを思い出し、初月お試し無料だというのもあって読書することにしました。
(*KindleUnlimited:Amazonが提供する電子書籍読み放題サービス。初月無料、以降月々980円。)
そうすると、人気ランキングに面白そうな本がずらり。読んでみたかった本を何冊かダウンロードして読み始めたところ、面白くてはまってしまいました。
「軽く読めて気分が明るくなる本」をメインに、人気ランキングからビジネス書や自己啓発書をピックアップして読んでいったところ、夜に気分が明るくなりました。これに大きな効果があったようで、翌朝もその軽い気分が続いていることに気が付きました。
夜は、ついつい疲れもあって考え事をしがちですが、何も考えず軽く明るくなれるような本を読むのも心身に良いんですね。
スマホよりはブルーライトが少ないのか、熟睡感という面でもよく眠れている実感がありました。
KindlePaperwhiteは機能に制限ありでネットができないのが逆に良かった
▲iPS細胞を発見した山中伸弥教授が「何度も読んだ」と著書の中でおすすめしていた自己啓発書。こういった本がKindleUnlimitedで読み放題です。私も読んでみて良かった本です。
スマホが故障して意外に良かったのがKindleUnlimitedでの読書でした。
私が持っているKindle Paperwhiteはカラーではなく白黒なので目があまり疲れないのかもしれません。スマホのようにスクロールしないのも良かったのか、体の疲れもあまり感じません。 実は以前、KindleFireHDという、ネットも電子書籍読書もできるカラーのタブレットを持っていたんです。ですが、あまり使わなくて断捨離して手放しました。
今回、スマホが使えなくて、ネットが使えるKindleFireタブレットを断捨離してしまったのが惜しくなるかと思いきや、そうではありませんでした。
今持っているKindlePaperwhiteは機能が「本のダウンロード」「読書」しかなく、インターネットへのアクセスが制限されていることで、逆に読書に集中することができたんです。KindlePaperwhiteは集中力を保つのに最適な優れ物でした。
デメリット?スマホで連絡が取れないので待ち合わせは時間固定。メールで相手に返信が遅くなることを知らせれば特に問題なかった
スマホなし生活になって一番困りそうだったのが待ち合わせや連絡。まず、待ち合わせは時間固定になりました。変更などはできないのですが、意外と大丈夫なもので、これまでのところ問題なし。
スマホならどんどん進んでいく連絡事項も、パソコンだとスムーズに進まない可能性があるので「どうなるかなぁ」と思っていたんです。
この問題もあっさり解決しました。連絡をとる必要がある人にもあらかじめ「スマホが故障してしまったので、パソコンから連絡します。少々返信が遅くなるかもしれません。」と伝えたところ、意外と「ご丁寧にありがとうございます。」といった様子で、特に問題ありませんでした。
スマホなしの生活が長期になるとさすがに問題かもしれませんが、1週間ぐらいのデジタルデトックスならなんとかなるようです。
【マインドフルネス効果】デジタルデトックスをすれば集中力・時間・体力・明るい気分が得られて心身共に調子を取り戻せる効果ありと実感
今回は意図せずにデジタルデトックス生活となったのですが、思いがけず集中力がアップして心身共に調子良く過ごせるという効果があって良かったです。
今、流行しているマインドフルネスでは、「今に集中することで心身の状態を最大限に良い状態にする」ということを目指して、瞑想や運動を行うことを推奨しています。このブログでも、以前NHKでマインドフルネスが特集された時にピックアップしてご紹介しました。
それ以外にも、マインドフルネスの手段として一定期間のデジタルデトックスが勧められることがあります。
この1週間のスマホなし生活で、スマホを使う時間を減らしたり、必要ない情報を遮断して自分から能動的に情報や行動を選ぶことでデジタルデトックスになり、マインドフルネスを実践することもできると学びました。
今回はスマホのみ使わなかったので完全なデジタルデトックスとは言えないかもしれませんが、それでも効果が大きかったと思います。
スマホを買い替えたら、また「スマホあり」生活に戻るのですが、今後は「運動時にはスマホを持っていかない」「カフェに入ったら読書や休憩に集中するため電源を切る」など工夫して使おうかなと思っています。
休暇を取ったり旅行へ行ったりすることで心身の気分転換をすることもできますが、日常生活の習慣を工夫すれば心身共に心地よく過ごすことが出来るヒントが沢山ありそうです。