NHKで放送中の「ダウントン・アビー」シーズン4が遂に終了してしまいました。
早くもシーズン5が見たい気持ちでいっぱいなのですが、まずは最終回・第10話の感想です。今週も色々ありました…共感とツッコミなどを書いていこうと思います。
【↓以下ネタバレありですので、まだご覧になっていない方はご注意ください↓】
「ダウントン・アビー」シーズン4第10話「恩返し」感想
「ミッション:皇太子の手紙を取り戻せ」ベイツさん、まさかのグッジョブ!
先週の第9回で、ローズがパーティ中、パーティバッグから目を離していた隙に、サンプソンが大事な手紙を盗んでしまいました。この手紙は、皇太子がダドリーウォード夫人に宛てたもので、新聞社に売られようものなら世界中で大スキャンダルになります。
メアリー達は手紙を取り戻すべく、サンプソンの部屋へ忍び込む計画を実行しました。計画は上手くいかず、部屋に手紙が見つからず途方にくれるメアリー達一行。
一方、ロンドンのクローリーハウスでのカードゲームに招かれていたサンプソンは、屋敷から帰ろうとします。
サンプソンにコートを着せるベイツさん。
ここで、ベイツさん、まさかのグッジョブでした!!サンプソンがコートの内ポケットに忍ばせていた手紙に気付き、手紙をさりげなく取り返すことに成功します。
色々計画した割には、ベイツさんの活躍であっさり解決した手紙スキャンダル事件でした。
ベイツさんの切符はどうなる!?
ベイツさんが、先週、自分のコートに「切符」を入れたまま寄付として差し出してしまいました。アンナを暴行したグリーン氏がロンドンの街中で突然、バスにひかれて公衆の面前で亡くなってしまったことに関係がありそうです。
その切符に気付いてしまったヒューズさんとメアリー。特にメアリーは「人が一人死んでいるのだから、黙ってはおけない」という意見でした。
しかし、先程の手紙の件でベイツさんが大活躍したのを見たメアリーは気持ちが変わります。アンナやベイツさんはやっぱり大切な家族の一員だと気付き、切符の件を黙殺するために暖炉へポイッと投入。
ベイツさん、良かったね…と思ったと同時に、アンナに向かって「アイスを買ってあげようか」とバカンス先で余裕なベイツさんに「おいっ!」と突っ込んでしまいました。
「ベイツさん、危なかったんだよ…」と言いたくなってしまいました。
デイジーとパットモアさんの友情にほっこり
束の間のバカンス先のビーチで寛ぐ使用人たち。デイジーはアメリカへ来るようハロルドの使用人からスカウトされますが、断りました。
この使用人がデイジーに気があったことにも気付いていたデイジー。
本当は、若い男の人から良く思われて嬉しかったとパットモアさんに打ち明けます。ここのところ、デイジーは、自分から別れを告げたり、仕事を断ったり、自分のことを自分で判断できる素敵な女性に成長しつつあります。
そんなデイジーの成長がほほえましくもあり、見守るパットモアさんの笑顔も素敵です。
友情としての絆もあり、家族愛に近いような関係ですよね。
危うい決意をするイーディス
スイスに残してきた娘が気がかりだったイーディスは、娘を小作人のドリューに託すことを決意します。ドリューには「友人の娘」「誰にも言わないで」と言うのですが・・・。
ここからはシーズン5からの行く末が気になる状況です。またまたハードな道を選んでしまったイーディス。一波乱ありそうですよね。
美しい女性なのですが、控え目でコンプレックスがあるからか、パーティでも誰からもダンスに誘われている様子はありませんでした。イーディスの笑顔をまた見る日は来るのでしょうか。
チャールズが地位ある男性だと気付いたメアリー
チャールズ(・ブレイク)が実は準男爵の地位を継ぎ、大きな領地を継ぐ人物であることが判明します。
ギリンガム卿は何ともお人良しなことに、メアリーを巡る戦い(?)にフェアな立場で臨みたい、とチャールズの地位についてメアリーに話すのです。
そこで気持ちが変わるメアリー。チャールズも良い再婚相手かもしれないと思い直します。
「え?そんなに一瞬で気持ちが変わったの?」と驚きました。
チャールズはダウントンから見て「よそ者ではなかった」ということ以上にやはり「地位」「領地」「お金」は、この頃の貴族の女性が恋愛対象とするのに重大な要素となっていることが分かります。
なんだかんだ言って、こういう現実的なところがメアリーのチャームポイントでもあるんですよね。
冷静を装ったプライド高い態度でいながら、実は心は揺れていて、「仲間だった」「地位がある人だ」とわかった瞬間に気持ちが変わるメアリー。私は結構好きです。
(バイオレットが、チャールズとギリンガム卿のことを「メアリーの男たち」と呼び、メアリーが「やめて」と冷たく言うシーンが、ユーモアがあって好きです。)
モールズリーさんがイケメン化
トーマスに脅されているバクスターさんを助けようと、途中で話しかけたりして奮闘するモールズリーさん。
ダウントン・アビーの中で最も情けないキャラクターとして描かれてきたはずのモールズリーさんが、だんだんイケメンに見えてきた私です。
優しいですし、誰も味方につけず一人で勇気ある行動をとっていますよね。
表舞台ではローズが華々しく社交デビュー
表舞台では、手紙を取り戻した功績で皇太子に感謝されたローズが、舞踏会で皇太子からダンスを申し込まれて、華々しい社交界デビューを飾ります。
このエピソードでは、表舞台の華やかさの裏にピンチやスキャンダルが隠されている模様が、綺麗に対比して描かれていました。
今回のエピソードの詳細は、NHK海外ドラマスタッフブログにも登場しています。皇太子に恋人がいたというのは実在した話だそうで、実話も興味深いです。 www.nhk.or.jp
今回でシーズン4も終了です。早くもシーズン5の放送が待ち遠しいです。
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DVDでもシーズン4を振り返ることができます。
4月3日からは「マスケティアーズ パリの四銃士」がスタートします。
アニメ三銃士のファンだった私は、アニメで見たイメージに近い気がして、マスケティアーズも楽しみになってきました。
アラミスはかっこよく、ポトス・アルトス・ダルタニアンもイメージぴったりです。何といっても枢機卿が悪そうでいいかんじです。