映画「メアリと魔女の花」をこれから観に行こうかなと思っている方向けに、「ネタバレなし」で感想とおすすめポイントをご紹介したいと思います。
- 声優陣が滑舌が良くて聞き取りやすい!スタジオジブリのアニメで声優に不満があって不安だった人も満足できる
- ジブリ作品が好きだった人に朗報!ジブリの映像的モチーフが色んな場面に散りばめられている
- 大人も子どもも退屈しない早いストーリー展開で飽きない!
- 勇気・元気を出したい時に観に行こう!
声優陣が滑舌が良くて聞き取りやすい!スタジオジブリのアニメで声優に不満があって不安だった人も満足できる
「メアリと魔女の花」はスタジオジブリで学んだプロデューサーが独立して立ち上げた「スタジオポノック」の第1作目。
映画を観に行くにあたって、私が唯一不安だったのが「俳優・女優が声優に起用されていて、もしかすると聞き取りづらくて気になってしまうのでは?」ということでした。
過去のスタジオジブリのアニメ映画はどれも大好きですが、俳優・女優陣や著名人を突然声優に起用して聞き取りづらくて気になったことがあったからです。
「メアリと魔女の花」ではそんな不安は杞憂でした!主演の杉咲花さんと神木隆之介さんの声はハッキリ綺麗で、とても聞き取りやすかったです。
神木さんについては以前からジブリアニメに出演されていたこともあり雰囲気が想像できていたのですが、杉咲花さんの声優での出演作品は初めて観ました。
ヒロインに相応しいピカピカして透き通った声で伸びやかなのがチャームポイント。大きく花開きそうな女優さんだと思いました。
ジブリ作品が好きだった人に朗報!ジブリの映像的モチーフが色んな場面に散りばめられている
今作の原作は、イギリス人作家メアリー・スチュアートの児童文学「The Little Broomstick(メアリと魔女の花)」。ヒロインの女の子が魔法のほうきで魔女の学校に導かれていくというストーリーです。
となると、思い浮かぶのがジブリの「魔女の宅急便」ですよね。ほうきや空飛ぶシーンはどうなっているのか、不思議な世界は「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」に通じる箇所はあるのか、そんなところも見どころだと思います。
大人も子どもも退屈しない早いストーリー展開で飽きない!
映画を見るにあたって一番気になるのが「中だるみしないストーリー展開かどうか」ということですよね。
私は映画好きなのですが、ストーリーが中だるみすると帰りたくなってしまう(!)傾向にあるので、「メアリと魔女の花って大人が観ても退屈しないのかな」と気になっていました。
ジブリ映画と比べるとかなり早いストーリー展開だったと感じました!場面がどんどん変わることで飽きさせないストーリー展開です。
小学生ぐらいだとちょっと刺激的かもしれないですが、「わわっ!どうなるんだろう~!?」と思っているうちにキャラクターの謎やストーリーが解明されていくのが面白いと思います。
勇気・元気を出したい時に観に行こう!
「メアリと魔女の花」はどんな時に見るのがおすすめかと言うと「勇気・元気を出したい時」。
「ヒロインのメアリは特別な女の子なのかどうか」というと普通の女の子だと思います。「今の自分ができることってなんだろう?」と考えて一生懸命頑張るメアリに、大人も子どもも自分の姿を重ね合わせて観ることができるのではないでしょうか。
メアリが住む家や家の周りの庭や森の美しさも印象的でした。それぞれの立場で違った楽しみ方ができそうな素敵な映画です。