数日前から「メルカリで出品できない」「利用停止になってしまった！」「出品しようとしても無期限停止のペナルティを受けている」という声があり、出品や取引ができない状態になっているユーザーが多く見られます。
その理由は、利用規約が2017年6月5日付で一部変更になったことや、現在「交換」や「半交換」の取引を厳しく規制しているためだと思われます。
また、売れなかった商品を一日に多数「再出品」した場合や「類似品」を一度に多数出品した場合に、禁止行為と間違われて規制に巻き込まれているケースもあるようです。
今回、規制が大量発生している理由と規制に巻き込まれてしまった場合の対処方法について詳しくまとめました。
- メルカリで大量に出品規制・利用停止が発生している理由は規約変更になったから！？
- 再出品や類似商品の出品が違反？間違いで規制に巻き込まれてしまったケースもある。
- 規制を解除するにはどうすれば良い？違反行為・禁止行為をしていないのにメルカリの出品規制・利用停止などのペナルティに巻き込まれた場合の対処方法。
- 合わせて読みたい（おすすめ記事）
メルカリで大量に出品規制・利用停止が発生している理由は規約変更になったから！？
メルカリでは現在、出品規制や利用停止が多数発生していて、「使えない！どうしよう」というメルカリユーザーの声が相次いています。
利用規約が一部変更になったから、ということと、禁止行為を厳しく取り締まっているから、ということが理由のようです。
メルカリ利用規約は2017年6月5日改訂版が最新となっており、何点か規約変更があったと思われます。出品規制になってしまった場合は、最新版の利用規約をチェックすることがおすすめです。
また、メルカリの公式Twitterアカウントの発信によると、「交換」「半交換」などの取引について「禁止行為」であると注意を促しています。
おはようございます。おっくです。メルカリでは【交換・半交換】は禁止行為としています。交換時に商品が届かなかった場合、事務局からのサポートも難しくなってしまうため、行わないようお願いいたします。
— メルカリ スマホでかんたんフリマアプリ (@mercari_jp) 2017年6月5日
メルカリの利用規約の第8条「禁止行為」にこのような記載があります。
(36)交換及び半交換行為並びにそれらを持ちかける行為
メルカリで交換や半交換などの取引を行うと、メルカリの本来の使い方ではない「禁止行為」で違反となってしまうため、万が一商品が届かなかったりした場合にメルカリ事務局によるサポートや商品代金補償を受けることができなくなってしまいます。
規約変更して改定された部分に違反してしまった場合や、「交換・半交換」を行っていた場合は出品規制や利用停止などのペナルティを受ける場合があるので注意しておきましょう。
また、メルカリで交換取引をこれからやろうと思ってやり方などを調べている場合は、やめておくことをおすすめします。
メルカリで規約変更・改訂が行われた時に「通知」や「お知らせ」は届く？
メルカリの利用規約は数ヶ月に1回、一部変更になることが多いようです。過去の改訂記録を見ると、2017年だけでも3月2日、4月12日、6月5日、と上半期だけで3回改訂が行われています。
利用規約が変更になった時に通知は届くのでしょうか？
これまでのところ、利用規約改訂や変更について通知やお知らせが届くといったことはなかったようです。
ユーザーの中には、利用規約の変更について知らなかったために規制に巻き込まれたというケースもありますので、利用規約の内容を時々チェックしておくことがおすすめです。
再出品や類似商品の出品が違反？間違いで規制に巻き込まれてしまったケースもある。
メルカリで出品しているユーザーの中には、売れなかった商品を再出品したことで、類似品を多数出品していると見なされてしまい規制に巻き込まれてしまった人もいるようです。
メルカリの利用規約の第8条の「禁止事項」の中にこのような項目があります。
（40）同じ商品が含まれる商品の複数出品
メルカリはフリマアプリとしてユーザーが生活不要品などを売買する場所として提供されていますので、同じ商品を同時に沢山出品することは禁止されています。
再出品する行為自体に問題はないのですが、再出品を一日に何度も繰り返していると、同じ商品を複数出品していると見なされてしまうことがあるようです。
また、ハンドメイド商品などを出品しているユーザーで、1点1点違う商品を出品しているのに「同じ商品が含まれる商品の複数出品」と見なされてしまい出品規制に巻き込まれてしまったというケースもあるようです。
（例えば、「ポーチ」というタイトルで沢山出品しているユーザーの場合だと、1点1点違うハンドメイド商品なのに、タイトルが同じ「ポーチ」であるために「同じ商品が含まれる商品の複数出品」であると見なされてしまう、などのケースです。）
「大量出品している業者が規制されていないのに、違反していない私がペナルティを受けるなんて不公平だ！」という声もあるようです。
規制を解除するにはどうすれば良い？違反行為・禁止行為をしていないのにメルカリの出品規制・利用停止などのペナルティに巻き込まれた場合の対処方法。
メルカリの利用規約に違反していないのに出品規制や利用停止になってしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。
その場合は、メルカリの「お問い合わせ」より、メルカリ事務局に連絡して事情を説明して規制を解除してもらいましょう。
担当者の手作業による利用停止の解除になると思いますので、数日かかることも考えられます。
メルカリ事務局へ連絡（問い合わせ）する方法と手順
メルカリ事務局へ問い合わせを行うには、まず、メルカリアプリのトップ画面左上のメニューバー（三本線）をタップします。
「お問い合わせ」を選択して「読んでも解決しないのでお問い合わせをする」より「お問い合わせ項目を選ぶ」を選択します。
「その他」を選択して「上記で解決しない場合」の「お問い合わせする」を選びます。
「お問い合わせ内容」に文章を記入して「送信する」をタップすれば完了です。
返信はメール（e-mail）で届きますので、メルカリからのメールが迷惑フォルダなどに入らないようにmercari.jpからのメールが届くように設定しておきましょう。（ドメイン指定受信している方は要注意です。）
また、メルカリに登録しているメールアドレスが間違っている場合も返信が届きませんので、あらかじめ登録しているメールアドレスをチェックしておくことがおすすめです。
