やっとやっとNHK海外ドラマ枠で放送が始まりました。イギリスBBCの人気ドラマ「ダウントン・アビー」のシーズン5です。(シーズン4終了後に放送された「マスケティアーズ」「戦争と平和」、どちらも面白かった！)
ダウントン・アビーはイギリスやアメリカでは最終回まで放送が終わってしまっていますよね。海外のエンタメニュースで色々な情報が入ってくるので、タイトルだけ見て中身をクリックしないようにしたり、DVDにも手を伸ばさず地味～に努力しながら待っていました。やっと放送になり嬉しいです！
というわけで、「ダウントン・アビー」のシーズン5第1話の感想です。
★ここからは、あらすじのネタバレあり感想ですので、まだご覧になっていない方はご注意ください。
「伯爵の憂鬱」カーソンに人望ありと知って落胆する伯爵
今回の表向きのタイトルは、「伯爵の憂鬱」。戦没者慰霊碑建設に関して、村人から建設委員長を依頼されると思っていた伯爵は、カーソンに委員長依頼が来たことで自分に人望がないことと、時代の移り変わりを知り、落胆していました。
今までも伯爵が活躍できなくて落胆する場面が何度もあったので少し気の毒なような気もしましたが…しょうがないですよね。
学校教師サラが晩餐会に招かれて、そこでも伯爵に人望がないことをハッキリ言ってしまいました。あぁ～。このサラという人物、聡明ですが面倒事を起こしそうな予感ありですよね。
「実は委員長は伯爵にお願いしたいということになっているんですよ」と伯爵をさっと庇うカーソン。かっこいい。
トーマスがバクスターを脅していることに気付き庇おうとするモールズリー。毛染めしちゃったけどかっこいいところもある
突然毛染めをして周りを困惑させるモールズリーもいいかんじです。
トーマスがバクスターを脅していることに気付き、自分は味方になると言ってバクスターを勇気づけようとするモールズリーは素敵でした。
バクスターは過去の過ちをコーラ（伯爵夫人）に告白。以前の勤め先で宝石を盗んで、しかも返すことができずに実刑となり刑務所に服役していたというものでした。切ないですね…。
バクスターを陥れようとしていたトーマスですが、コーラは「なぜバクスターを推薦しておいて今になって過去のことを伝えようとするのか？」と不信感を持ち、トーマスの処分を考えると言い渡します。
おお…、ついにトーマスは屋敷から追い出される時が来たのでしょうか。
バイオレットの可愛いたくらみ。イザベルが貴族になるのを防止したい！？
今回和んだのがモールズリーの髪染めと、バイオレットがイザベルの恋愛（？）を阻止しようとしていたこと。マートン卿がイザベルに気があると知ったバイオレットは、このままではイザベルが貴族になるかもしれないと思い、パーティを仕組んでそれを阻止しようとします。
結構面倒なことを一つ一つ段取りするあたり、バイオレットが可愛く感じてしまいました。
イーディスが原因で火事に！トーマスはまさかの快挙。火事は実は仕組まれたものだった。
行方不明になったグレッグソンの形見の本を暖炉に投げつけて寝てしまったイーディス。そこから出火してしまい火に包まれるイーディス。
屋敷を訪れていたジミーの元雇い主のアンストラザ。彼女からの誘いを断りきれなかったジミーは部屋を訪れることに。
トーマスは見張り役をかって出たのですが、その時に丁度イーディスの部屋を通りがかりイーディスを救出するという大活躍を見せます。
あぁ～～！活躍しちゃった！と思ってしまいました…。
伯爵は自ら消火活動に勤しみます。家族も使用人も逃げる中、消防隊が到着するまで一人消火活動する伯爵を見て、心配になってしまった私。ここで伯爵が気を失ってしまったらどうしようと心配になりました。なにしろ最近かっこいい場面がないので何かあったらどうしよう…。
私の心配とはうらはらに無事消防隊が到着して火事は鎮火。
イーディスが大きなミスを犯したように見えましたが実は違いました。火事鎮火の後、お礼を言うと言って消防士と話をするイーディスでしたが、その消防士はイーディスが娘を密かに預けている人物。
これからは誰にも怪しまれずに娘に会えるようになんとかするという話だったのですが、どうなるのでしょうか。
トーマスの処分は撤回。イーディスどうなる？さよならジミー。
トーマスがイーディスの命を救ったとしてお礼を述べるコーラ。バクスターを陥れようとしたことに対する怒りは消え去っていました。処分の話は撤回されました。
むむむ、しぶといトーマスです。でも実は私、トーマスのことはなぜか嫌いにはなれません。良いところを見せてくれるといいのですが…。
火事の消火活動の際に、伯爵に現場を見られてしまったジミーはクビに。なんだかあっけない最後です。
イーディスはこれからどうなるのでしょうか。危ない橋を渡りそうです。
メアリーとギリンガム卿はどうなる？デイジーは数学を学ぶ
これからの展開が気になるのはメアリーとギリンガム卿。二人で旅行へ行くようですが、伯爵には秘密にするあたりまた何かありそう。
デイジーは農場の仕事をするために資金や経費計算のために数学を学ぼうとします。独学で挫折しそうになっているデイジーは、サラから数学を教えてもらうことになりそうです。勉強だけで済めば良いのですがこちらも何かありそうな予感です。
シーズン5も盛り沢山な展開が楽しみ
シーズン5もそれぞれの登場人物にドラマがあり、盛り沢山な展開です。それにしても、ダウントン・アビーは登場人物が多いですよね。
貴族の物語だけではなく、使用人一人一人のストーリーも丁寧に描かれているのが素晴らしいです。次回も楽しみです。またシーズン5を見終わったら感想を書こうと思っています。
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