箕面の青紅葉が最高に美しい季節を迎えています。
「初夏のハイキングに箕面の滝へ行きたい!」と思い、あまり予備知識のないまま箕面公園へ行ったのですが、予想の何倍も綺麗な青紅葉を楽しむことができて、充実した一日となりました。
「紅葉狩りと言えば秋」のイメージが覆りました。初夏に青い紅葉で紅葉狩りを満喫するのも素敵です。
阪急箕面駅から商店街を歩いて5分ほどの所にある、公園の入り口からスタートです。
箕面の滝の初夏の青紅葉が爽やかで美しい
▲音羽山荘は大正時代建築。和食が楽しめる旅館です。
青紅葉のグリーンの葉が出たばかりで陽の光と重なりあって様々な色が楽しめたことが一番印象に残りました。
そろそろ暑くなってきたのですが、青紅葉のおかげで木陰になっていたので涼しい風が気持ち良かったです。
上の写真の音羽山荘には、隣松亦無庵と呼ばれる茶室があってお茶を習うこともできるそうです。
京都にある無鄰菴を作ったことで有名な小川治兵衛作の茶室です。
途中には、箕面公園昆虫館もあり「なぜここに?」と思ったのですが、箕面の森が日本有数の昆虫の宝庫だからなんですね。
遠足のグループが昆虫館へ向かってワイワイしていました。
道はなだらかな坂が3kmほど続きます。川のせせらぎの音と共にゆっくり景色を楽しめるなんて、予想以上でした。
近くに住んでいる人がうらやましい!
家に帰ってから色んな人の感想を検索してみたら「年に一度は毎年登ります。」という感想も多かったです。
「これまでもっと来れば良かった!」と思ったと同時に、「今年は秋の紅葉も見に来たいなぁ。」と思いながら歩きました。
道幅が広く舗装されていて車いすやベビーカーユーザーにも優しい
私が歩いていて「すごいなぁ」と思ったのが、道がずっと舗装されていて道幅も広く、車いすやベビーカーの人も見かけたことです。
ハイキングや山登り・トレッキングとなると、階段になっていたり道幅が狭いところがほとんどなので、この箕面の景色は新鮮に感じました。
毎日登っている人なのか、途中までは電動自転車で登っていく人も見かけました。その後は自転車を降りてトレッキングスタイルに変身。
川辺の石に腰掛けてスケッチしている人も沢山見かけました。
ベンチとトイレも随所にある
川のせせらぎを見られるように、随所にベンチがあってほっと和むこともできます。
ただ、猿が出るからかベンチで飲食している人はあまり見かけませんでした。
ランチやスナックタイムを取りたい時は、お店に入るのが良さそうです。(ランチができるお店は、阪急箕面駅付近に沢山あります。)
箕面の滝にたどり着くまでにトイレも何箇所もあって綺麗なので、「トイレが綺麗じゃないからアウトドアは苦手だなぁ。」と思っている人にも楽しめる場所だと思いました。
箕面の滝と猿
最後は箕面の滝でゴール!滝が清々しいです。
ゴールがはっきりしているというのも気持ち良いと思いました。車で来た人は箕面の滝からすぐ近くに道路へアクセスできる道(階段になっている)から入ってきたようです。
「看板で注意が呼びかけられていたけど猿は見かけなかったな」
そう思った瞬間に猿が登場しました。
最初は木の上でこちらをチェックしていたのですが、白いナイロン袋からドリンクを取り出してベンチに座っていた人を見かけた瞬間、背後から忍び寄ってナイロン袋を取ろうとしていました。
滝付近での飲食は危険ですね。滝のすぐ横にお店があるので、店内で飲食した方が良さそうです。
猿が美味しい食べ物を欲しがる気持ちもわかるので、ちょっと切ない…。
白いナイロン袋を諦めた猿は、その後なぜかお店をチェックしに行って、また元の木の上の定位置に戻りました。
展望台横に、猿の顔が書いてある「注意」の看板があります。
その真上の木が猿の定位置のようで、看板の真上に本人(?)がいるという状況でした。
自分の真下に「注意」の看板があるのを知っているのかどうなのか…。
案内によると駅から箕面の滝まで徒歩40分
案内によると、駅から箕面の滝までは徒歩40分ということでした。
私の場合は、途中でランチ休憩と取ったのと、お寺やベンチで休憩したりしたこともあって、行き(登り)は1時間30分かかりました。
休憩なしで歩く人の場合は、案内通りの時間でいけるかもしれません。
帰り(下り)は、また2回ほど休憩したので1時間です。
滝壺付近にいたのが30分ほどなので、行き帰りと滝壺の滞在時間を合わせると合計3時間ほどとなりました。
半日でハイキングを楽しむことができて最高でした。
自然を充分楽しみながらも、駅までのアクセスが良いのが嬉しいです。
帰りは箕面の商店街にある「ミスタードーナッツ日本第一号店」”箕面ショップ”へ
箕面駅から南に5分ほど歩いた所に「ミスタードーナッツ日本第1号店」があるということで、行ってみました。
1971年の第1号店オープン以来、同じ場所にあるようです。
建物は新しくなっていましたが、ずっと同じ場所で繁盛しているなんて凄い!
1970年代|ミスタードーナツの歴史|事業情報|ミスタードーナツ
新発売になった和ドーナツ(わらびもちサンド・あずき抹茶)でおやつタイム。
こちらも甘すぎずふわふわで大満足。
中身はこんなかんじです。(あずき抹茶タイプ)
周囲には、箕面に第1号店がオープンした当初の写真のパネル展示があります。
当時の写真の雰囲気を見ると、不思議と今よりもアメリカのロードサイドにあるお店に似た雰囲気だったようです。
ドーナツを外で食べたり持ち帰りしたりするのは、ワクワクしただろうなぁ。
阪急電車からのアクセス
箕面の滝へは、阪急電車で気軽に行くことができます。
①大阪方面から(運賃270円):梅田~十三(乗り換え)・十三(宝塚方面)~石橋(乗り換え)~箕面
②神戸方面から(運賃370円):三宮~十三(乗り換え)・十三(宝塚方面)~石橋(乗り換え)~箕面
町から近くて豊かな自然がある箕面。もう一度行きたいです。
関西以外からお越しの方は、大阪~神戸付近のホテル・宿が便利です。検索・ご予約はこちらからどうぞ。
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