NHKで約3年にわたり放送されていたイギリスBBCの人気ドラマ「ダウントン・アビー」の最終回が放送されました!
毎シーズン楽しみで、欠かさず観ていたこのドラマが終わってしまうとは…。しかも、シャーロック(SHERLOCK)まで終わってしまったので、ダブルでロスになりそうです。(後で、2018年にダウントン・アビーの劇場版が撮影予定だと知って大喜びしています!)
今回は、ダウントン・アビーの最終回の感想を書いていきたいと思います。(ネタバレありですので、まだご覧になっていない方はご注意ください。)
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- シーズン6で一番感動したのはモールズリーさんが教師になって身分の縛りから脱却したこと
- 最終回感想:イーディスにも遂に幸せが訪れて嬉しい!
- ちょっと好きだったシーンはスプラットさんが秘密で女性誌に連載を持ってイーディスとミーティングしていたシーン
- 邸宅から企業へと働き先が変わっていく産業革命時代は今の時代にも参考になる
- まとめ:ダウントン・アビーロスになりそうなぐらい面白かった!次は劇場版を楽しみに
シーズン6で一番感動したのはモールズリーさんが教師になって身分の縛りから脱却したこと
最終回の感想を書く前に、シーズン6で一番感動したシーンについて書きたいなぁと思います。
シーズン5頃まではカッコ悪かったりするシーンが多かった下僕のモールズリーさん。冴えない雰囲気が漂いながらも、バクスターさんが犯罪の罪悪感から逃れられるよう応援したり、デイジーに勉強を教えたり、とだんだん素敵な紳士であることが分かってきました。
モールズリーさん自身も下僕として働きつつもずっと独学で勉強を続けていたんですよね。
そんな、モールズリーさんが遂に試験に受かって晴れて教師になれた時、すごく感動しました。賢かったのに経済的理由で子どもの頃学校を続けられなかったモールズリーさんが、独学で下僕の地位を抜け出して新しい仕事を手に入れたなんて素晴らしいですよね。
貴族のパーティや結婚シーンと比べると、地味なようでいて一番華やかなシーンだったのではないかと思います。
最終回感想:イーディスにも遂に幸せが訪れて嬉しい!
これまで一度も華やかな幸せを手に入れられなかったイーディスが遂に幸せになったのが嬉しかったです。
仕事の才能もある上、残された出版社を上手に切り盛りしていたのに、マリゴールドのことはずっと隠さなければいけなかった上、家でも肩身が狭い立場でしたよね。
メアリーはすごく好きなキャラクターだったのですが、イーディスとの関係については心が痛むシーンが多かったですよね。
イーディスが結婚すればメアリーより地位が上になってしまうと焦ったメアリーが、マリゴールドのことを明かした時にはどうなるかと思いましたが、ハッピーエンディングで良かったです。
マリゴールドの件もOK、出版社の経営もたぶん大丈夫そうで、地位も手に入れたイーディス。これからが見たいなぁと思いましたが、来年撮影予定の劇場版ではどうなるでしょうか。
トーマスの良い所が遂に開花!ダウントンに戻れることになってハッピーエンディング
このブログで何度かダウントン・アビーの感想を書いた時に、何度も言い続けてきたのが「トーマスの良いところを見たい!」ということでした。
コンプレックスが強くて人を陥れようとする癖があったトーマスですが、イーディスを助けたり、秘密で勉強を教えたり、と良いところも沢山あったんですよね。
それが自殺未遂をするほどまでに至り、ダウントンでの職も失ってしまって一時はどうなることかと思いましたが、最後はカーソンさんの跡をついで屋敷に戻るというハッピーエンディングでした。
それにしても、トーマス役の人はシーズン1から6のほぼ最後まで、役どころとしては演じていて辛かったかもしれないですよね。
ちょっと好きだったシーンはスプラットさんが秘密で女性誌に連載を持ってイーディスとミーティングしていたシーン
深刻な問題も多かったダウントン・アビーの中で、おちゃめなキャラクターも沢山いました。
中でもシーズン6で面白かったのはバイオレット邸にいたスプラットさんが、女性誌に連載を持っていたこと。
男性でも日々貴族の女性たちと接しているわけですから、ファッションなどにも詳しいですよね。女性の人生相談コーナーまで連載していたのが笑えました。
邸宅から企業へと働き先が変わっていく産業革命時代は今の時代にも参考になる
現代は第四時産業革命と言われているぐらいIT業界の発展がめざましいですよね。先日、スタートアップについての本を読んでいたところ、「ダウントン・アビーの時代、勤め先が“邸宅”から“企業”に変わっていったように、現代も働き方が大きく変わりつつある」というようなことが書いてありました。
ダウントン・アビーでは、初期は貴族は貴族、使用人は使用人として地位に縛られていた人々が、後期では違う立場へと大きく羽ばたいていったことが一番印象に残りました。
伯爵夫人のコーラは、アメリカから莫大な持参金を持ってイギリス貴族の地位を手に入れた当時最新の生き方だったんですよね。
そして、グランサム伯爵家の三人娘は全員、仕事を持とうと格闘していましたし、地位にこだわっていたメアリーが最後は自分の気持ちに正直な結婚をしたのも意外で新しい時代を感じました。
モールズリーさんの件を始め、三女シビルが応援していたメイドも後にグランサム伯爵家のパーティに招かれるまでの地位になっていましたし、貴族の邸宅の運営が大変になっていく一方で新しい希望と可能性が感じられた時代だったんだなぁと思いました。
まとめ:ダウントン・アビーロスになりそうなぐらい面白かった!次は劇場版を楽しみに
シーズン6の全体的な感想を書こうと思ったらまだまだ字数が足りないぐらい、本当に面白いドラマでした。私のお気に入りキャラクターはメアリーとバイオレットだったのですが、それにしても全員個性があって面白かった!
貴族たちの生活と使用人たちの生活が全く違うようでいながら、それぞれの立場での悩みは似ていたりして共感できる部分も多かったです。
次回は劇場版が出るまで楽しみに待ちたいと思います。
「ダウントン・アビーを最初からまた観たいなぁ」と思っていたところ、Amazonプライムビデオで見放題になっているのを発見しました!これからまた復習しようと思います。
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