メルカリで商品を発送する時に「少しでも送料を安くしたい」「購入者から定形外を希望された」などの理由で普通郵便(定形・定形外)を利用することはありませんか?
そんな時に出品者が不安になってしまうのが「普通郵便(定形・定形外)で発送すると記録が残らないし追跡もできないから、購入者が受取通知しなかったらどうしよう」という問題です。購入者にとっても「本当に商品が発送されたのかどうか届くまでわからないし、普通郵便は不安だなぁ」と思うことがありますよね。
こんな問題を少しでも解決できるのが、郵便局の「特定記録」を利用して普通郵便(定形・定形外)に発送記録と追跡番号をつけて商品を発送する方法です。
- 通常の普通郵便(定形・定形外)発送は記録なし・追跡なしでメルカリでトラブル多発していた!
- 【解決方法】普通郵便の送料に160円追加して「特定記録」をつければ、追跡番号がつけられてインターネットで配送記録が確認できる!使い方は郵便局窓口で伝えるだけ
- 普通郵便に特定記録をつける場合、メルカリでの商品の値段設定はどうする?
- メルカリで特定記録をつけた普通郵便(定形・定形外)で発送するデメリット
- まとめ:メルカリで普通郵便(定形・定形外)発送したい場合はなるべく特定記録をつけて荷物の追跡と配達状況の確認ができるようにしておくと安心
- 追記:実は、普通郵便に補償・追跡番号両方をつける方法がある!「簡易書留」「書留」のオプションを追加する
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通常の普通郵便(定形・定形外)発送は記録なし・追跡なしでメルカリでトラブル多発していた!
メルカリで通常の「普通郵便(定形・定形外)」の発送方法を使うと、発送したという記録も追跡番号も残らないため、出品者・購入者双方にとってトラブルの原因となることが多いんです。
通常の普通郵便で発送した商品が無事到着して、購入者が受取通知を行えばスムーズに取引完了できるのですが、中にはトラブルになるケースもあります。
例えば、購入者の場合、「商品が届いていないのに、出品者が“普通郵便で発送した”と言っている」というトラブルになることもありますし、出品者の場合、「ちゃんと普通郵便で発送したのに、購入者から“届かないから受取通知できない”と言われた」というトラブルに合うこともあります。
トラブルの原因は通常の普通郵便(定形・定形外)に追跡番号がなく荷物の配達状況が確認できないことであることが多い
通常の普通郵便では郵便の配送状況を確認できないので、返金することになった時に双方の主張が食い違って上手く解決できないケースも見られます。
さらに、普通郵便には荷物が紛失した場合の補償がついていないので、紛失してしまうと出品者にも購入者にもどうしようもないというトラブルになってしまいます。
【解決方法】普通郵便の送料に160円追加して「特定記録」をつければ、追跡番号がつけられてインターネットで配送記録が確認できる!使い方は郵便局窓口で伝えるだけ
そんなトラブルを避けるために、普通郵便に「特定記録」という追跡番号をつける方法があります。
郵便局へ行って窓口で「特定記録をつけたいです」伝えれば、普通郵便の送料に160円プラスで特定記録をつけることができます。
「特定記録」をつけることで、郵便局での荷物の引き受けを記録することができますので、出品者側の荷物(商品)差し出しの記録がつきます。さらに、インターネット上で配達状況を確認できますので安心です。
普通郵便なので商品に補償はついていないものの、「出品者が実際に商品を発送したのかどうかの記録」「配送中の経過状況の記録」「購入者の家まで商品が配送されたかどうかの記録」が残るため、お互い(出品者・購入者)にとって状況が分かりやすくなります。
特定記録郵便荷物は受取人(購入者)の郵便受けに配達される
特定記録をつけた普通郵便の荷物は、通常の普通郵便と同じ様に受取人(メルカリの購入者)の家の郵便受けに配達されます。
(差出人側は、配達完了のメール通知サービスを利用することもできます。)
普通郵便に特定記録をつける場合、メルカリでの商品の値段設定はどうする?
メルカリでは「出品者が送料を負担(送料込)」の商品が購入者に好まれる傾向がありますので、送料込みで発送方法「普通郵便(定形・定形外)」を選んでおきます。
特定記録を利用する時にはプラス160円になりますので、160円ぐらいプラスするように商品の価格設定をしておくと良いと思います。
購入者に安心して購入してもらえるように、商品説明の欄に「普通郵便で発送予定ですが特定記録を利用して追跡番号をつけます。」と書いておくと良いですね。
メルカリで特定記録をつけた普通郵便(定形・定形外)で発送するデメリット
特定記録をつけた普通郵便は、発送の記録を残すことが出来て荷物の配達状況を追跡することができるのですが、商品に補償がついていません。(★補償もつけたい場合の対応方法は後ほど「追記」でご紹介しています。)
万が一配送中に紛失した場合は、通常の普通郵便よりはどこで紛失したのか分かりやすいために探してもらいやすくなります。
しかし、発送したという記録と証拠は残るものの、商品内容に補償がついているわけではないので、配送中に商品が紛失した場合はメルカリ事務局に問い合わせて相談することになります。
まとめ:メルカリで普通郵便(定形・定形外)発送したい場合はなるべく特定記録をつけて荷物の追跡と配達状況の確認ができるようにしておくと安心
メルカリでトラブルになることがある普通郵便(定形・定形外)発送ですが、少し工夫をして特定記録をつけるだけでトラブル回避しやすいということをご紹介しました。
補償がついていないことから敬遠されがちな普通郵便ですが、特定記録を利用して追跡番号をつければ出品者・購入者双方にとってより安心して利用できるのではないでしょうか。
メルカリで普通郵便発送したい方は、サイズ・重さ別の料金表や特徴についてまとめたこちらも記事も是非合わせてご覧くださいね。
追記:実は、普通郵便に補償・追跡番号両方をつける方法がある!「簡易書留」「書留」のオプションを追加する
今回ご紹介している「特定記録」は追跡番号のみをつけることができるのオプションですが、普通郵便に「簡易書留」または「書留」を追加することで、補償・追跡番号両方をつけることができます。
詳しくはこちらのブログ記事に追加料金や補償金額についてまとめています。