(2016年11月12日更新)コンビニに24時間いつでも持ち込めるので「いつでも簡単に発送できて嬉しい!」と評判のらくらくメルカリ便「ネコポス」。
「らくらくメルカリ便って種類が沢山あるけど、どんな時に”ネコポス”を選ぶんだろう?」
「郵便局からも似たようなサイズの荷物が発送できる方法が何種類もあるけど何が違うの?」
「ネコポスはコンビニやヤマト運輸の営業所でどうやって発送すればいい?」
「ネコポスはどのコンビニから発送できる?」
「ネコポスって安いけど、メリットやデメリットは何?」
今回は、そんな疑問を解決する、らくらくメルカリ便の「ネコポス」の料金・使い方(コンビニ&ヤマト運輸営業所での発送方法手順)・メリットとデメリット・郵便局の発送方法との違いについて詳しく解説します。
- らくらくメルカリ便は3種類あるけど、ネコポスってどんな時に選ぶの?
- 「ネコポス」はコンビニとヤマト運輸の営業所から発送手続きできる
- 「ネコポス」でどんな物を送ることができる?
- 「ネコポス」のメリットって何?
- 「ネコポス」で発送する時の手順と方法
- ネコポスと、郵便局の「スマートレター」「クリックポスト」「レターパック」と何が違うの?
- ネコポスのデメリットは2点:集荷サービスがない・配達日付の指定ができない
- まとめ:らくらくメルカリ便で小型の荷物を送るなら「ネコポス」が安心でお得!
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らくらくメルカリ便は3種類あるけど、ネコポスってどんな時に選ぶの?
メルカリで発送する時に「らくらくメルカリ便」を使う時は、荷物のサイズに合わせて発送方法を選びます。現在、3種類のらくらくメルカリ便の中から選択できるようになっています。
発送する荷物の大きさによって3種類のらくらくメルカリ便の中から選ぶ。小型で薄型の荷物を「ネコポス」発送すれば料金は全国一律195円で格安。
①小型サイズA4「ネコポス」全国一律195円 31.2cm×22.8cm以内で、厚さ2.5cm以内
②中型「宅急便コンパクト」全国一律380円(+専用のBOX代65円)
2-a.薄型BOX 24.8cm✕34cm(外寸)
2-b.専用BOX 25cm✕20cm✕厚さ5cm(箱外寸)
③中型~大型「宅急便」 600円~1,500円 箱サイズ(3辺の合計)60cm~160cm
####ネコポスの荷物のサイズと重さ制限・特徴を詳しくチェック!
・角型A4サイズ(31.2cm×22.8cm)以内で、厚さ2.5cm以内
・重さ1kgまで
・郵便受け投函で届けられる
・コンビニ&ヤマト運輸の営業所から発送手続きができる
・クロネコヤマトの集荷サービスは利用できない
購入者の家の郵便受けに投函されるので、郵便受けの入り口に入るサイズの薄型の商品にぴったりです。
「ネコポス」はコンビニとヤマト運輸の営業所から発送手続きできる
「ネコポス」の発送はコンビニと、ヤマト運輸の営業所から行うことができます。
①ネコポスの発送手続きができるコンビニは「ファミリーマート」「サークルK」「サンクス」
これまでは、らくらくメルカリ便をコンビニから発送するには「ファミリーマート」からのみ利用できたのですが、2016年9月からサービス拡大で「サークルK」「サンクス」店舗でもファミリーマートと同じように、らくらくメルカリ便の発送ができるようになりました。
②コンビニ以外ではヤマト運輸の営業所に持ち込んで発送することもできる
らくらくメルカリ便の「ネコポス」については、ヤマト運輸の営業所から集荷を利用することはできませんので、出品者が持ち込んで発送手続きをします。(らくらくメルカリ便の中で「宅急便コンパクト」「宅急便」なら集荷してもらうことができます。)
ヤマト営業所が近くにある場合は、ヤマト運輸の営業所へ荷物を持ち込めば、ネコポスを発送することができます。
24時間いつでも発送手続きができるコンビニと違って、ヤマト運輸の営業所の営業時間内しか発送手続きをすることができないので注意が必要です。
「ネコポス」でどんな物を送ることができる?
アクセサリー・スマホケース・夏物の薄手の服・薄手のストール・本・CD・DVDなど、厚さ2.5cm以内の物を送ることができます。
分厚い本の場合は2.5cmを超えるものがありますので、そういう場合は「ネコポス」の次に大きいサイズのらくらくメルカリ便「宅急便コンパクト」がおすすめです。
「ネコポス」のメリットって何?
「ネコポス」は、全国一律195円という格安料金ながらも、クロネコヤマトとメルカリが提携しているおかげで沢山のメリットがあります。特にこれからご紹介する4つのメリットが「ネコポス」を利用しやすい特徴だと思います。
①ネコポスは匿名配送できる
ネコポス最大のメリットは小型の荷物で料金が格安ながらも匿名配送できることです。お互いに住所や名前、電話番号などの個人情報をやり取りすることなく配送できるので安心です。
コンビニやクロネコヤマトの営業所に荷物を渡した後で宛名シールが貼られるので、出品者が購入者の名前や住所を知ることはありませんし、逆に購入者が出品者の住所や名前を知ることもありません。
らくらくメルカリ便の匿名配送を利用するには「出品時にらくらくメルカリ便を選択」している必要があります。
出品時にらくらくメルカリ便以外の発送方法を選択していて、取引スタート後にらくらくメルカリ便に変更した場合は匿名配送にはならず、お互いの住所や名前などの情報が見えてしまいますので、匿名配送を利用したい場合は「出品時にらくらくメルカリ便を選択しておく」ように気をつけましょう。
②ネコポスは配達状況を追跡できる
ネコポスは、クロネコヤマトのサイトで配達状況を追跡することができます。「伝票no.」または「送り状番号」に書いてある番号を「クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステム」に入力すると、配送状況をチェックすることができますので安心です。
(匿名配送なので相手の住所まではわかりませんが、追跡するとクロネコヤマトの担当店名が表示されるので発送店と到着の担当店名はわかります。)
③ネコポス配送中にトラブルがあれば商品代金が全額補償される
ネコポス最大のメリットは、万が一配送中にトラブルがあった時は、メルカリでの商品代金が補償されることです。
「配送中に商品が壊れてしまった」「配送中に商品が紛失してしまって受け取ることができない」などのトラブルに対応できますので、出品者・購入者どちらにとっても安心ですね。
④コンビニから24時間いつでも発送手続きができる
先程ご紹介した「ファミリーマート」「サークルK」「サンクス」の営業時間内ならいつでも発送手続きをすることができます。
ただし、夜や夜中にコンビニで発送手続きをした場合、ヤマト運輸の集荷係がコンビニへ集荷しに来るのは翌日となることがあります。
(ファミリーマートのFamiポートのメンテナンス時間、毎週月曜の2:30amから5:00の間は手続きを行うことができませんので、各コンビニの機械のメンテナス時間をチェックしておきましょう。)
「ネコポス」で発送する時の手順と方法
①メルカリ取引画面でどこから発送するか選ぶ
「ネコポス」で商品を発送する時にはスマホ・タブレットのメルカリの取引画面から「コンビニで発送」または「ヤマトの営業所へ持ち込んで発送」を選択してタップします。
②配送用2次元コード(QRコード)を作る
「サイズ(選択してください)」をタップします。
「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便」の中から発送方法を選択することができますので、今回は「ネコポス」を選んでタップします。
「配送用の2次元コードを表示する」をタップします。
配送用の2次元コードQRコード)が生成されます。
③【豆知識】2次元コードが読み取れない場合はコード下に表示されている受付番号入力でも発送手続きできる
パソコンから操作していて2次元コードが大きく表示されすぎてしまう場合などは、2次元コード下の”受付番号””パスワード”を控えておきます。コンビニやヤマト運輸の営業所で2次元コードが上手く読み取れない場合は、番号を直接入力することで発送手続きすることもできます。
コンビニ(ファミリーマート)からネコポスを発送する時の使い方・送る方法手順
①2次元コードを作った後、コンビニでFamiポートを操作して申し込み票を受け取る
1-A.Famiポートのトップ画面で「配送サービス」をタッチした後「mercari らくらくメルカリ便の配送はこちら」を選択します。
1-B.スマホやタブレットの2次元コード(QRコード)をFamiポート左下にある端末で読み取ります。(上手く読み取れない場合は2次元コード下に表示されている番号を直接入力します)
1-C.2次元コード(または番号)が上手く読み取れたら配送情報確認画面を確認して「OK」をタッチします。
1-D.Famiポートから申し込み票(レシートのような白い紙)が発券されますので受け取ります。
②レジで「ネコポス」の発送手続きをする
Famiポートで申し込み票を発券したら30分以内にレジで発送手続きをします。申し込み票に表示されているバーコードをレジで読み取ってもらって、レジの人に荷物を渡すと発送手続き完了です。
領収書は必ず受け取っておきましょう。
(★「ネコポス」送料はレジで現金で支払う必要はありません。購入者が受取通知をした後、メルカリに売上金が計上される時に自動で195円差し引かれます。)
画像ありの発送手順を確認したい方はこちらからどうぞ。
ヤマト運輸(クロネコヤマト)の営業所からネコポスを発送する場合の手順
スマホやパソコンのメルカリ取引画面で「らくらくメルカリ便」⇒「ネコポス」を選んで2次元コード(QRコード)を表示します。
ヤマト運輸の営業所の受付にタブレット「ネコピット」が置いてありますので、操作して送り状を印刷します。
①「ネコピット」の「提携フリマサイト、関連企業サイト(のご利用による送り状発行の方はこちら)」をタップします。
②「2次元コードをお持ちの方」をタップします。(番号を直接入力したい場合は「直接入力される方」をタップします。)
③「ネコピット」の背面カメラ部分に2次元コード(QRコード)をかざします。
④「送り状内容確認」で間違いがないことを確認したら「次へ」をタップします。
⑤「印刷」をタップします。
無事2次元コード(QRコード)(番号)を読み取ることができたら、受付横に設置されているプリンターから送り状や領収書(A4サイズのシールになっています)が印刷されて出てきますので、その送り状と荷物をヤマト営業所の人に渡します。
(★「ネコポス」送料はヤマト運輸の営業所で現金で支払う必要はありません。購入者が受取通知をした後、メルカリに売上金が計上される時に自動で195円差し引かれます。)
領収書に受付印を押してもらい、領収書を受け取ったら発送手続き完了です。
画像ありの手順を確認したい方はこちらからどうぞ。
ネコポスと、郵便局の「スマートレター」「クリックポスト」「レターパック」と何が違うの?
「ネコポス」と似たような大きさのサービスといえば、郵便局の「スマートレター」「クリックポスト」「レターパック」がありますよね。
スマートレターなら180円、クリックポストなら164円、レターパックライトなら360円で商品を発送することができますが、ネコポスとは何が違うのでしょうか。
「スマートレター」「クリックポスト」「レターパック」のサイズ・厚さ・重さ制限
まずは大きさや重さから見ていきましょう。
種類 | 料金 | サイズ | 重さ |
---|---|---|---|
スマートレター | 180円 | A5(25cm×17cm)厚さ2cm以下 | 1kg |
クリックポスト | 164円 | 34cm×25cm、厚さ3cm以下 | 1kg |
レターパックライト | 360円 | 34cm×24.8cm 厚さ3cm以下 | 4kg以内 |
レターパックプラス | 510円 | 34cn×24.8cm 専用封筒に入る厚さ | 4kg以内 |
ポスト投函できて便利な郵便局の「スマートレター」「クリックポスト」「レターパック」のデメリットは匿名配送できない&商品補償がない
郵便局取扱の上記(の表にある)4種類の発送方法も、大きさだけでみると「ネコポス」とそんなに違いはありませんしポスト投函すれば良いので一見とても便利ですよね。ですが、らくらくメルカリ便の「ネコポス」との違いは「匿名配送」「商品補償」がないことなんです。 こちらも表にしてみました。
種類 | 追跡 | 補償 | 匿名 | 届け方 |
---|---|---|---|---|
スマートレター | ✕ | ✕ | ✕ | 郵便受け投函 |
クリックポスト | ○ | ✕ | ✕ | 郵便受け投函 |
レターパックライト | ○ | ✕ | ✕ | 郵便受け投函 |
レターパックプラス | ○ | ✕ | ✕ | 対面手渡し |
「お互いの個人情報を知られたくない」「配送中に何かあった時に商品代金の補償をしてほしい」という場合はらくらくメルカリ便の「ネコポス」が良いですね。
逆に「住所を知られてもOK」「宛名書きは自分でする」「ポスト投函で発送したい」という場合は、郵便局取扱いの「スマートレター」「クリックポスト」「レターパック」が便利です。
どうやって梱包する?ネコポス専用の箱や封筒が必要なの?
ネコポスには専用の箱や封筒がありませんので、自分で用意することになります。厚さ2.5cm以内でしたらOPP袋・クリアパック(またはナイロン袋)に商品を入れて、プチプチ(エアーキャップ)に包んで、封筒に入れるのがおすすめです。
プチプチが少量欲しい場合は、カットされたものが文具店などで売られています。
クッション封筒(プチプチ付きの封筒)を使うのも便利。
本などで厚めのものでしたら、OPP袋(またはナイロン袋)に入れて封筒に入れるようにしましょう。
配送中に雨が降ったりして水濡れしないようにナイロン袋に必ず入れる
配送中やお届け先の状況や天候は想像がつかないものなので、水濡れしても商品にダメージがないように、必ずOPP袋(またはナイロン袋)に入れてから梱包するようにします。
ネコポスのデメリットは2点:集荷サービスがない・配達日付の指定ができない
ネコポスには2点のデメリットがあります。
1つ目はクロネコヤマトの集荷サービスがないことです。家にいながら発送することはできないんですね。195円という格安の値段なので、これは仕方ないかなと思いました。
コンビニに持っていけば発送できるので、匿名配送・追跡・商品補償があるというメリットを考えると、やっぱりお得だと思います。
2店目のデメリットは、ネコポスでは配達日付の指定をすることができないことです。そのかわり、購入者の郵便受けにポスト投函されますので、荷物を受け取る時に不在でも配達されるのが便利ですね。
まとめ:らくらくメルカリ便で小型の荷物を送るなら「ネコポス」が安心でお得!
今回は、24時間いつでもコンビニから発送手続きができて便利ならくらくメルカリ便の小型荷物の発送方法「ネコポス」について詳しくお伝えしました。
商品を発送する時は「ちゃんと届くのかな」「何かあったらどうしよう」「どんな人と取引しているかわからないから不安」など色んな不安や疑問がわいてきますよね。
らくらくメルカリ便で匿名配送ができることと、小さな荷物でもちゃんと補償がついているネコポスが使えることで、より安心して取引できるようになったと思います。ネコポスを活用して楽しくメルカリを利用したいですね。