メルカリで「卒業アルバム」の取引が禁止になりました。卒業アルバムには個人情報が含まれているという「個人情報保護の観点から問題がある」というのが出品禁止になった理由です。
卒業アルバムまで取引されていたというのは気持ち悪いですしモヤモヤしますよね。
そもそもなぜメルカリで卒業アルバムが売れていたのでしょうか。また、気付いた時にはどのような対策ができるのでしょうか。
メルカリで卒業アルバムが売れていた理由と、違反商品を発見した場合の報告方法と手順を詳しくご紹介します。
メルカリで卒業アルバムが売れていた理由はおそらく2点ある
芸能人など著名人の過去の写真を見たい人が購入していた
今回のニュースを受けて、過去に売れていた卒業アルバムを検索してみたのですが、ほとんどがアニメの企画で作られたものなど問題のない商品で、メルカリで取引して良い商品でした。
ですが、中に1点、芸能人の方が通っていた学校の卒業アルバムが売り切れ(SOLD OUT)になっていました。
元同級生の方かファンだった方が売りに出したということのようです。購入した人もファンの方ではないかなと思います。
いくらファンとはいえ、著名人本人が公表していない情報を売買するのは良くないですね。
住所・氏名などの個人情報を入手するため
現在、ほとんどの学校では住所など連絡先が含まれる個人情報は卒業アルバムに掲載されていないのですが、まれに掲載されていることがあるようです。
営業先のルートを開拓するためなど、何らかの理由で個人情報を集めているケースもあると考えられます。
入手した個人情報の使い道は分かりませんが、良い予感はしませんよね。
住所・氏名・電話番号などの個人情報が知られると、セールスに利用されるだけではなく、GoogleEarthなどで家を検索されたり、さらに個人情報を知られてしまうリスクがあります。
【対策方法】個人情報の取引を見つけた場合は「不適切な商品の報告」から通報できる
今回の卒業アルバムのように、個人情報が売買されているなど不適切な出品物を見つけた場合は「不適切な商品の報告」としてメルカリ事務局に通報することができます。
必ずその商品が削除されることが保証されるものではありませんし、メルカリ事務局から返事が来たりするわけではないのですが、報告件数が多い商品から注目されるようです。
「不適切な出品物の報告」をする方法とやり方手順
まず、出品商品のタイトルの右下にある3つの点をタップします。
すると、「不適切な出品物の報告」という文字が出てきますのでタップします。どのような条件に当てはまるのかを選択してタップします。
最後に赤いバナーの「送信する」をタップして終了です。