メルカリで「妊娠菌」「安産菌」が付いたとされる米や絵などの商品が出品されて取引されていたことが問題となりニュースになっています。
法律「医薬品医療機器法(旧薬事法)」に抵触する恐れがあるというのはどういう意味なのでしょうか。その理由を検証します。
- 医薬品の出品はどのフリマアプリでもそもそも禁止されている
- 「体に○○の効果がある」と販売すると効能をうたっていることになり「医薬品医療機器法(旧薬事法)」に抵触する恐れあり
- 【関連話題】メルカリで「縁起が良い」として出品されることもある御朱印帳やお守りは問題ないの?
- まとめ:法律に抵触する可能性のある商品は安いものでも取引しないように気をつけよう
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医薬品の出品はどのフリマアプリでもそもそも禁止されている
まず、医薬品はどのフリマアプリでも出品が禁じられています。
医師や薬剤師が調剤薬局やドラッグストアで販売したり、最近では通販のAmazonでも一部解禁となりましたが薬剤師監修の元でOKを受けた場所でのみ販売可能なものです。
今回出品されていたのは「お米」や「絵」で、出品していた商品自体は「食品」「雑貨」ですよね。
ですが、問題となったのが「効果」「効能」をうたっている部分です。
「体に○○の効果がある」と販売すると効能をうたっていることになり「医薬品医療機器法(旧薬事法)」に抵触する恐れあり
今回は「メルカリで販売されていた」ということがニュースでも大きくクローズアップされているのですが、実はこの「妊娠菌」「安産菌」が付いているとされるお米や絵の販売は、過去にも他のフリマアプリでも目にしたことがあります。
芸能人の方のブログなどで話題になったことからブームがスタートしたと思われるのですが、それを「効果あり」として販売してしまうと、法律にふれてしまう可能性があります。
「医薬品」ではないものを「○○を摂取すると体にこのような効果(効能)がありました」と宣言することは、「医薬品医療機器法(旧薬事法)」で禁止されているためです。
【さらに悪質】本当に販売したい物は「サプリメント」だった!?
今回の騒動の裏側には、こんな話もありました。
“商品が届いた1カ月後に「妊娠しやすくなる」とうたうサプリメントのカタログが自宅に届いたため、不審に思い送付した業者に問い合わせたが「営業リストの作成経緯は明かせない」と回答されたという。”
本当に販売したい物は米や絵ではなく、サプリメントだったというケースです。「縁起が良さそうだから」という理由で安易に取引してしまうと、個人情報を悪用する出品者もいますので気をつけたいですよね。
また、問題のある出品商品に限らずなのですが、メルカリで匿名配送の「らくらくメルカリ便」が利用できるのは出品者・購入者双方にとってメリットだと思いますので、なるべく匿名配送している商品を購入するようにしたいところです。
【関連話題】メルカリで「縁起が良い」として出品されることもある御朱印帳やお守りは問題ないの?
他にも、神社などで御朱印をもらってきた御朱印帳やお守りなども出品されていますよね。
これは、メルカリの出品規約にふれるかどうかというと、必ずしもダメではないのですが、御朱印帳が出品されているのを見ると良心的にモヤモヤするところではありますよね。
効果効能をうたったものではないので医薬品などとして問題があるわけではありませんが、購入は見送っておきたいところです。
一部の神社などでは記入済みの御朱印帳の販売は控えて欲しいと看板などに出しているところもあるそうです。
まとめ:法律に抵触する可能性のある商品は安いものでも取引しないように気をつけよう
今回は、メルカリに出品された妊娠菌付き米や絵が法律に抵触する可能性がある理由についてご紹介しました。
メルカリに出品されていて「縁起が良さそう」「安いから買ってみようかな」と思う商品でも、法律に触れそうなものや「怪しくない?」「なにかおかしいのでは」と思ったものは、取引しないようにしていきたいですね。
また、一部の出品者が後ほどサプリメントのカタログを送るなど個人情報を悪用しているケースもあるようですので、出品者の過去の評価内容なども充分チェックして、なるべく「らくらくメルカリ便」などの匿名配送を利用している商品を購入するようにする、など対策して、安全に利用していきましょう。