メルカリで出品・取引をしていると、気を付けていても知らないうちに規約違反してしまい利用制限になることがありますよね。
そんな時の解除方法・解決方法と共に、注意点・禁止行為(利用制限になる理由)についてまとめました。
また、利用制限について浮かぶ様々な疑問「退会や永久利用停止になる?」「今出品・取引している商品はどうなる?」「利用制限になって”できること”と”できないこと”は何?」についての答えもまとめました。
- そもそもなぜメルカリで利用制限されてしまうの?2回の利用制限を受けた私の体験談
- 利用制限の時間は様々。3時間~1週間などケースによって異なる
- メルカリの利用制限中に「できなくなること」と「できること」まとめリスト
- メルカリの利用制限を解除する方法と解決方法
- メルカリでの禁止行為まとめリスト
- まとめ:メルカリで利用制限・永久利用停止・退会処分にならないためには出品・取引時に細心の注意を払おう
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そもそもなぜメルカリで利用制限されてしまうの?2回の利用制限を受けた私の体験談
実は私、これまで2回もメルカリで利用制限になってしまいました。
1度目も2度目も「出品が禁止されている商品」を知らずに出品してしまったんです。
商品を出品した後、誰からも見られなくてウォッチも「いいね」も「0(ゼロ)」のままだったので「おかしいな~」と思い、商品名で検索してみました。
「私の商品だけが反映されてない…なぜだろう?」
そう思って、一度「出品を一旦停止する」をタップして、また出品ボタンを押したんです。
それがダメでした!
実は私が出品した商品は「商品名 + 某カテゴリ」での出品が禁止されている商品で、出品が反映されなかったというより、自動で出品削除となっていたんです。
それに気付かず再出品したために「2回も続けて出品違反をした」ということになってしまいました。
メルカリアプリの「ニュース」欄に「商品削除・利用制限のお知らせ」という通知が届いて初めて「あ!出品してはいけない商品だったんだ」と気付いた次第です。
(メルカリに登録しているメールアドレスにも同じタイトルでメールが届きます。)
前回も今回も利用制限は24時間でした。(利用制限時間は場合によって異なります。詳しくは後ほどご説明しますね。)
メルカリに商品を出品して「あれ?反映されてないかも。」と思ったら、違反商品で削除されている可能性を考えた方が良さそうです。
「他の人も出品していて無事取引完了しているから大丈夫そう」と出品するのは危険!?
私がメルカリで2回も同じ間違いをしてしまった最大の理由は、商品出品前に他の人が取引して売れている商品であることを確認していたからなんです。
なので「良く取引されている商品だから大丈夫だな」と思って出品してしまった、というのが理由です。
他の人が出品・取引完了している商品でも自分の商品だけが削除対象・利用制限対象になってしまう理由
実はメルカリでは違反商品も沢山出品・取引されているのですが、今回の私のように突然削除対象・利用制限対象になってしまうことがあります。
後でメルカリを再度詳しくチェックした所、私が出品した違反商品はカテゴリを変えると違反として感知されていないケースが多いと分かりました。
つまり、他の人が同じ違反商品を出品しても無事取引完了していた理由は、カテゴリによっては違反になる可能性を知っていたのか別のカテゴリで出品していたケースが多かったんです。
「なるほど~」と思ったと同時に、「これからはもっと良く調べてから出品しないとダメだなぁ」と反省したのでした。
また、前回利用制限になってしまった時に気付いたのが、「メルカリのルールは随時変更されていて、以前は出品できた商品でも今は違反商品であるケースがある」ということです。
これから出品しようとしている商品がメルカリで出品できるのかどうかは利用規約や禁止行為を再チェックすることも大切だと思いました。
利用制限の時間は様々。3時間~1週間などケースによって異なる
今回の利用制限は24時間でしたが、3時間・6時間・12時間・24時間・1週間など違反行為によって利用制限の期間の長さは異なります。
悪質な利用制限を何度も繰り返すと、最悪の場合、永久利用停止・退会処分になってしまうことがあるので注意が必要です。
私がこれまで聞いたケースだと、ブランド品の出品で偽物出品と見なされて永久退会処分になったという話もありました。
ブランド品の出品には保証書の添付や領収書の添付など、本物だと照明できるようにしておくことが大切です。詳しくはこちらのブログ記事にまとめました。
永久退会処分になってしまうと売上金が無効になることもあるので要注意
万が一永久退会処分になってしまうと、これまで貯めていた売上金が無効になることもあるので注意が必要です。
規約違反に気を付けると同時に、売上金はなるべく早く銀行口座に移したり、ポイントとして消化していくことも大切ですよね。
メルカリの利用制限中に「できなくなること」と「できること」まとめリスト
メルカリの利用制限を受けると何ができなくなる?
メルカリで利用制限を受けると、制限されてしまってできないことが何点かあります。
・他の人の出品物に「いいね」ができない
・他の人の出品物を購入することができない
・他の人の出品物にコメントすることができない
・新たに商品を出品することができない
利用制限中に「いいね」や「購入」をしようとすると、ポップアップ画面が出てきて注意喚起されます。
メルカリの利用制限中でもできることは何?(制限されないこと)
・現在取引中の商品への取引メッセージは送ることができる
・自分が出品中の商品は引き続き出品された状態のまま
・自分が出品中の商品へコメントすることはできる
・自分が出品中の商品へ「いいね」をもらうことはできる
これまで出品した商品や取引中の商品については取引を進められるものの、新たに出品や購入をしようとするとできない、と覚えておくと分かりやすいかもしれません。
メルカリの利用制限を解除する方法と解決方法
メルカリの利用制限は、メルカリ事務局によってペナルティが決められるものなので、利用者側から解除する決定的な方法がないのが現状です。
ただ、メルカリ事務局に「問い合わせ」して詳しい経緯を伝えることで解除になったというケースもあるようなので、問い合わせしてみるのも良いかもしれません。
メルカリでの禁止行為まとめリスト
メルカリで利用制限・利用停止にならないために、禁止行為を詳しく見ていきましょう。全ての禁止行為はカバーできないのですが、出品削除・利用制限になることが多い行為をまとめました。
商品説明欄に検索用ワードを羅列する行為はNG
タイトルや商品説明欄に、商品とは関係ないブランド名などを並べる行為は禁止されています。
例えば、出品する商品は「ユニクロ」なのに「GU、Forever21、アディダス、無印良品」などのように検索用のキーワードを入れると禁止行為と見なされてしまいます。
「他のサイトでも商品を出品していますので売り切れの際はご了承ください」は無在庫販売と見なされる可能性もある
メルカリの商品説明でよく目にするのが「この商品は他のサイトでも販売していますので売り切れる可能性があります。購入前にコメントをください。」というものです。
メルカリでは無在庫販売は禁止されていますので、他のサイトで出品中の商品を同時出品(二重出品)することは禁止行為を見なされる可能性があります。
メルカリ以外でのお金のやり取りや取引を促す行為(代引き・交換も禁止)
メルカリアプリを通さないお金のやり取りは禁止ですので、行わないようにしましょう。万が一持ちかけられた場合は通報することがおすすめです。
また、代引きや交換も禁止されています。
医薬品やサプリの出品
医薬品・サプリ・個人輸入したサプリ(日本で認可されていない成分が入っているもの)などは「人体の健康に影響を及ぼす可能性がある商品」として出品が禁止されていますので出品しないようにしましょう。
目薬や風邪薬、痛み止めなど簡単に手に入るものでも医薬品は出品禁止ですので削除対象となります。
アダルト関連商品・偽ブランド品などの出品
先程も少し触れたのですが、偽物と見なされるブランド品の出品は禁止されています。本物だと照明できる書類(保証書や領収書)がない場合は、出品を控えておく方が良さそうです。
アダルト関連商品も種品禁止商品となります。(BL漫画や関連商品はOK。)
コンピュータウィルスを含むデジタルコンテンツの出品
先日ニュースでも話題になったのですが、コンピュータウィルスを取引して逮捕されたケースがありました。
デジタルコンテンツを出品する時はよくチェックしておきたいですね。
著作権や商標権を違反した商品の出品(ハンドメイド作品・雑貨は特に注意)
ディズニーやサンリオなどの著作権があるキャラクターを使ったスマホケースや、北欧のブランド生地を使ったハンドメイド作品などが違反となります。
特に雑貨やハンドメイド作品で、気付かないうちに著作権を破ってしまうことがありますので、メーカーの許可を得ずに他人の絵やデザインを使用していないか気を付けておきましょう。
「福袋(中身の見えない物)を販売する行為」
福袋を出品すること自体は違反ではないのですが、中身が見えない商品画像・商品説明での出品は禁止となっています。
福袋を出品する場合は、必ず中身を全て出品画像で分かるようにして、商品説明にも全ての商品名を書いておく必要があります。
また、「専用出品」で「○○様専用」として出品する時に、商品とは関係ない画像を使って商品説明も書いていないケースもよく見かけますよね。
後でトラブルになった時に、何を出品・購入したのか証明できなくなってしまいます。また、中身の分からない商品の出品は禁止されていますので、商品の出品画像と商品説明はしっかり記載するようにしましょう。
まとめ:メルカリで利用制限・永久利用停止・退会処分にならないためには出品・取引時に細心の注意を払おう
今回は、メルカリで利用制限になった時の対処方法と注意点をまとめました。
今回の記事ではご紹介しきれなかった沢山のルールがありますので、メルカリの利用規約もチェックしておくのがおすすめです。
また、メルカリの利用規約やルールは通知なしで随時変更されていますので、知らないうちに新しい規約が追加されていることもあります。
私のように「知らないうちに違反してしまった!」とならないためにも、出品・取引する時には細心の注意を払っていきたいですね。